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2024/06/03 無事であったことに感謝。

朝、末っ子が通う高校から電話があった。
担任の先生からだ。

「息子さんが車との接触事故を起こしまして‥」と先生。
「学校の近くのコンビニから車が出てきて、〇〇くんの自転車にぶつかって‥うんぬん」

頭からさーっと血がひいていくのがわかった。

「それで怪我はどの程度なんでしょう!」

「自力で学校に来ましたから、とりあえずは大丈夫なようです」

ほっ、やっと息を吐けて吸えた。それを先に言ってよね。

接触事故のあと、運転手の男性は車を降りて、怪我はないか、救急車を呼ばないで大丈夫かと息子に訊ねたらしい。

息子が

「大丈夫です」
「自転車は少し壊れました」と答えたら、

男性は自分の連絡先と名前を書いたメモと、自転車の修理代1万円を渡して立ち去り、息子も壊れた自転車になんとか乗って登校したらしい。

私は学校の先生から経緯を聞き、職場からその男性に電話した。夕方に最寄りの警察署に集合して、事故証明書を作成してもらうことにした。

仕事を早退して、学校まで息子と自転車を迎えにいった。息子は頬に少し打撲があるくらいで、頭も打っていなかった。

たいしたことなく済んでよかった。

自転車(ロードバイク)は、チェーンが外れて、左のペダルの端が削れたくらいで、こちらもたいしたことがなかった。

警察署で男性と会った。

60歳代にみえる、電話で話した印象と違わない穏やかそうな男性だった。
彼は出勤する前にコンビニに寄って、駐車場から出ようとしたところに、息子と出会いがしらにぶつかったと言う。手前に車が停まっていたことで、お互いに死角になっていたようだ。

警察署の駐車場に、自動車と自転車を停め、警察署の方が事故の検証を始めた。白い軽自動車の右前に傷があり、右のライトに擦った跡がある。

自転車の左ハンドルがまずライトに当たって擦れ、その後左側のペダルが右前に傷を作ったようだと説明があった。自転車と自動車の写真を撮影した。

無事に事故証明が終わり、書類を作成してもらった。

男性は抜けてきた職場に戻ると言って、ていねいに挨拶をして帰っていった。

「事故があったらその場で必ず警察を呼ばないといけないよ」と
警察署の方が息子に言った。

息子はそうなのか、と言う顔で聞いていた。いい経験になったのではないか。

このロードバイクは自転車競技をやっている息子の愛車だ。

レース前の緊張感


この週末にロードレースに出る予定。息子も愛車も無事でよかった。
(バイクはいちおう、歪みや細かい傷がないか、お店でみてもらう)

無事であったことに感謝。
レースではどの子も怪我なく、力を出せますように。


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