見出し画像

だまし絵みたいな不思議な草

昨年7月末、道端で見かけた雑草。

葉っぱの根元から一部色が変わっていて、まるで花みたい。

とてもチャーミングで面白くて、連れて帰って生けてみた。


葉っぱ、虫食いあり


この夏も一度だけ見かけたが、ずっと草の名はわからなかった。


花だと思ったで草(そう)と勝手に名付けていたが、


この度、フォロー中の方の記事により、名前が分かってとてもうれしかった。
ありがとうございます。


ショウジョウソウ(猩猩草)

という、北米南部からブラジルが原産の植物とのこと。日本には明治時代にやってきて帰化したそうだ。

一部オレンジ色の葉は苞葉といって、蕾を包むように葉が変形した部分で、普通の葉とは区別するようだ。



猩猩とは


ショウジョウソウの猩猩について調べてみた。

猩猩とは、中国生まれの猿に似た妖怪。酒を好み、人語を理解する赤い毛の想像上の生き物。

朱色の葉の色が、猩猩の毛の色のようだと思った誰かが名付けた。

面白いセンス。


【妖怪図鑑】新版TYZより


他に妖怪の名がついた草花はないかと調べてみたが、見つからなかった。


次にこの猩猩色に出会えるのは、来夏かな。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?