つぼみ

現役女子高生です 小学生向けや、中高生向けなどの、ファンタジー小説を多く書いてます ス…

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現役女子高生です 小学生向けや、中高生向けなどの、ファンタジー小説を多く書いてます スキやフォロー、コメント待ってます!

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「私に恋を!」第1話 【創作大賞2024 漫画原作部門応募作品】

あらすじ  私、由紀。恋を夢見てるの。でも、誰のことも好きになることができないし、どころか、私、嫌われてるんじゃないかって不安。恋なんてしたら、相手に迷惑なんじゃ・・・。ああ、どうしたらいいの・・・! て思っていたら、知らない公園でかわいい男子に会って、私、その子のことが好きになったの! でも、なんだかその子には秘密があるみたいで・・・。 本文  「私、好きな人がいるの」 「えっ、ほんとに? だれ、誰?」  学校からの帰り道、私たち女子の中で恋バナが始まった。 「誰にも

    • 「私に恋を!」第3話 【創作大賞2024 漫画原作部門応募作品】

       家に帰って、私はベッドに飛び込んだ。ふう、と息をつく。安心する気持ちと、不安な気持ちが交錯していた。  幽霊でないと分かったことで、だいぶ安心感が増した。だが、心配だったのが、瑠帆のことだ。友達じゃなくなったら、嫌である。  次の日。学校に行くと、瑠帆の姿はまだなかった。私は、自分の席に座って本を読みながら、一文読んでは顔をあげて、まだかな、と、出入り口の方を見た。  十分ほどして、やっと見開き一ページを読み終えるという時、突然、肩に手が強くのっかった。 「おっはよ~、由紀

      • 「私に恋を!」第2話 【創作大賞2024 漫画原作部門応募作品】

         ピコン  チャットの着信音が鳴る。スマホを見ると、瑠帆からだった。 『ねえ、その妄想さ、昨日見た時からずっと妄想だったりしてね』  夢を壊すなあ、と思いながら返事を返した。 『そんなわけないでしょ』  すると、すぐに返信が返ってきた。 『あのさ、由紀が怖がるかなと思って言ってなかったんだけど、その男子もしかして・・・』  なにこの「・・・」。  私は「・・・」の後が気になる気持ちと、でも怖いのか、という迷いの中、返事を返した。 『・・・の後、教えて』 『いや、怖がるかなと思

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      「私に恋を!」第1話 【創作大賞2024 漫画原作部門応募作品】

      • 「私に恋を!」第3話 【創作大賞2024 漫画原作部門応募作品】

      • 「私に恋を!」第2話 【創作大賞2024 漫画原作部門応募作品】