自分を観察して環境を最適化してみたら聴覚過敏の対策ができた話
こんばんは。名古屋でフリーランスのライターをしているイトウユキコです。
12月は毎日noteを書こう!というわけで本日6日目。
今日は仕事や生活環境における「音」についての考察をしてみたいなと思います。
ここ数年、HSP気質(繊細さん)という言葉が知られるようになって、聴覚過敏を自覚して対策している人も増えたような気がします。
私自身は、以前noteにも書いたように、昔の職場で一日中ラジオ・電話対応・ミシンの音が鳴っている&人間関係のストレスで耳鳴りとめまいと偏頭痛に悩まされた経験から、もしかして聴覚過敏なのかも?と自覚するようになりました。
いまは家で仕事をしているので当時のようなストレスもなく体調も回復しているけれど、自分が何にストレスを感じやすいのかを知って対策することはとても大事なことなのではないかと。
そこで、今日は聴覚過敏にもいろんなパターンがあるのでは?という仮説について考えてみます。
ショッピングモールが苦手
子供の頃から人混みが苦手なのもあり、大型ショッピングモールに行った後は高確率でぐったりするタイプ。
昔からそうなので、広いところを歩き回る体力がないのか?と思い込んでいたけれど、あるとき気づいたのが「いろんな音や視覚情報が飛び込んできて疲れているのでは?」ということでした。
ショッピングモールではお店ごとにいろんな音楽が流れていたり、アナウンスが流れたり、ゲームセンターの音が聞こえてきたり…とにかくひっきりなしにいろんな音が聞こえてきます。
もしかして音が大きい・音の情報が混ざっているのが苦手なのかも?
オフィスの音対策
いろんな音の情報を拾って、意味を聞き取ろうとしてしまうためにストレスを感じているのでは?と気がついた頃、職場での席替えによってまたしても音の多い環境で働くことに。
今回は30人以上のテレアポ営業+2ヶ所でのSpotify再生(なぜか違うチャンネル)により、ひっきりなしにいろんな音の情報が飛び交っています。
幸いイヤホンをつけてもOKな環境だったので、自分も音楽を聴きながら仕事をしていたものの、作業内容によっては気が散って捗らないことも。
(私の場合は日本語の歌詞だとつい言葉を聞いてしまって文章を考えたりコーディングしたりするのに相性が悪い)
そこで、SNSでもたびたび話題になるLOOPの耳栓を導入。
人と会話することもあるので完全に音を遮断しているわけではないけれど、遠くでざわざわしてるくらいの音になると退勤時の疲れ具合がかなり軽減。
LOOPは今年買ってよかったものにも選びました!
ということは、やはりいろんな音の意味(情報)を拾いすぎてしまって脳疲労を起こしている可能性が高いのかもしれないと気が付きます。
ライブハウスは問題なし…つまり?
なぜ、自分が聴覚過敏かも?と気づかなかったのかというと、学生時代から一人で遠征するほどライブに行くのが好きだったから。
ライブハウスやホールなどで、大音量の演奏を聴いても頭が痛くなることもなく、むしろストレス解消してすっきり!楽しい!という生活を長年送ってきました。
だから、音が大きいこと自体には何の問題も感じていなかったのです。
環境を最適化するために自分の観察をしてみる
どうやらこれまでのぐったりする環境を思い返してみると、音のボリュームよりもいろんな音の情報があちこちで同時に鳴り響いているのが苦手なのでは?と気づきました。
自分で自分を観察していると、家族がテレビを見ながら動画を見ていたり(なぜ?)、音が大きかったり、電気を必要以上に明るくしていると疲れやすいこともだんだんわかるように。
人工的な音や光の少ない場所の方が好きなのかもしれない、というのがここ最近の気づき。
最近は在宅で仕事をしていることもあり、無音で必要最低限の明るさの部屋での作業が一番捗るなと思います。
自分の弱点を観察してみて、環境を最適化できるのも在宅(リモート)ワークのありがたいところ。
もしかしたら、もっと自分に合った良い環境を追求できるのかもしれないと最近は考えるようになりました。
年末なのでまずは部屋を片付けつつ、パフォーマンスを最大化できる状況についてももう少し理解を深めたいなと思います。