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自分のルーツと、エンジニアとしてのキャリアを求めて

(この記事は、「Embracing Heritage and Pursuing a Software Engineering Career」の翻訳記事です)

こんにちは、エリックです。私は2022年10月にLiLz株式会社にジュニアソフトウェアエンジニアとして入社しました。私がLiLzに入社した理由や入社後の取り組みについて紹介させていただきます。

About me

6年間という長い大学生活を経て、2021年にブリティッシュ・コロンビア大学を機械工学の学士号で卒業しました。もともと機械工学を学ぼうと思ったのはロボット工学に興味があったからで、その後ロボット工学のキャリアを進むのにいいと思ったからです。しかし、卒業後に約20ヶ月間のインターンシップに参加するうちに、機械工学の仕事にはあまり興味がないことに気づきました。プログラミングは好きでしたし、高校や大学でしっかりと学んできていたので、Odin Project (https://www.theodinproject.com/)、mooc.fi (https://www.mooc.fi/en/)、fullstackopen (https://fullstackopen.com/en/)などのオンラインコースで実践的なプログラミングスキルを独学することができました。

趣味はテニスとトレーニングですが、どちらもそんなに上手ではありません。それでも、楽しく、目標に向かって取り組むことが好きです。LiLzはフルフレックス制度を採用しているので、平日にやることが多いです​​。

Why Japan/LiLz?

高校時代から、母は私に日本で働くよう勧めていました。そうすることで日本語も上手くなるし、”日本”を体験できると考えていました。母は温泉旅館が季節労働者を探しているというオンライン記事を読んで、私が夏の間ずっとビデオゲームをするよりも温泉で働いた方がいいだろうと考え、その仕事に申し込みました。幸い、温泉旅館は17歳の日系カナダ人の少年に興味はなく、私は何もせずに夏を過ごすことができました。しかし、日本で働いて、自分のルーツと母国語をもっと学ぶという考えは私の心に残りました。日本のパスポートを取得できるということもあり、頭の片隅に残り続けました。

数年経ち2022年の半ばくらいから、個人的な要因と日本で働き住むことへの興味から、日本での仕事を探し始めました。ソフトウェアエンジニアリングをやりたいと思い、経験豊富な人から学べる環境や、テストやドッカー化された環境など、モダンなソフトウェア開発環境を求めていました。

LiLzの面接では、職場環境や一緒に働く仲間、開発経験についてとても良い印象を受けました。最初の面接はCTOのKubaさんとで、知らないことが多かったのですが、質問すると丁寧に説明してくれました。ソフトウェア開発プロセス、コードの開発方法、コードレビュープロセスに関するKubaさんの考え方が素晴らしいなと思いました。LiLzの最も経験豊富なエンジニアである西銘さんとの面接では、私がBツリーを知らないと答えたら、それが何で、どう使われるか(データベース)説明してくれました。これらの面接を通じて、一緒に働く仲間や職場環境について素晴らしい印象を受けました。全体的に、LiLzは私にとって素晴らしい場所で、探していたサポートと学習の機会を提供してくれると感じました。

これまでにやってきたこと

ソフトウェア開発の専門的な経験がなかったため、最初は多くのことを学ぶ必要がありました。大規模なコードベースを見ていくのは大変で少し圧倒されてしまいましたが、時間をかけて、サポートもいただきながら、コードの中から必要なものを見つける方法を学びました。

これまで、APIエンドポイントの作成から、カスタマーサクセスチーム用の内部CLIツールの構築まで、さまざまなタスクに取り組んできました。記憶に残っているのは、公式APIドキュメントにLiLzのロゴがなく、代わりに古いSwagger UIのロゴがあることに気づいたことでした。とても些細なことかもしれませんが、GitHubでissueを作成し対応しました。新しいことを学ぶ機会はいくらでもあるのです。

過去数ヶ月間、LiLz CamのWebプラットフォームであるLiLz Gaugeのグローバル対応に取り組んでいます。LiLzはグローバル展開を目指しているため、グローバル対応は必要不可欠です。このような事業上価値のあるタスクに取り組むことができて嬉しく思います。