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介護で思ったこと ⑦ 繋がった

訪問診療医探しで途方に暮れ、
区の在宅医療相談窓口でアドバイスを求めた私

ぱぁ〜っと視界がひらけてきた

数日して医療福祉コーディネーターの担当者さんが
電話をくれた。

「早速いくつか心当たりのある診療所に
問い合わせました。

年齢、病歴、介護度、
いづれは緩和ケアへの移行があること
大まかな居住エリアなど
お父様の情報を渡した上で
引き受け可能と回答してくれた
2診療所名AとBをお伝えします。
ご家族で相談し、決定して
直接コンタクトを取って下さい」

私は2つの医療機関名を書き留め、
お礼を言い電話を切った。

2/25 = 8/100

手元にあるリストには25の診療所が
紹介されていた。そのうちの2ヶ所。

どちらも実家の近所ではなく、
同じ区内でも全く生活圏外、
名前も評判も聞いたことすらなかった。

自力で探していたら、
この2医院に辿り着くことはなかった。
実家近くのところから問い合わせて、
断られ続けめげていたでしょう。

感謝してもしきれません。

いざ絞り込み

AとB、それぞれのHPをチェック、
通院の必要がないのでアクセスは気にせず、
院内設備も関係ない。
治療方針や当院の特徴の説明も
似た感じ。

細かいところで違う点は

院長が 年配vs若い
スタッフ医師が 院長家族がメインvs家族以外
海外での研修経験が 無いvs有る

悩んだ末、院長はじめスタッフが若い
A診療所にまずコンタクトをとってみました。

電話に出たスタッフの方に
区の在宅医療相談窓口からの紹介でと名乗ると
すぐにわかってくれました。

訪問診療をお願いする前に
一度院長先生とお話ししたいとお願いしたところ
アポを入れてくれた。

数日後院長先生と面談し、
「彼と彼のチームに父を任せよう」と
幸せなことに確信できた。

感謝してもしきれない

介護福祉関連の行政サービスは
自分に無縁なことと思っていた。

今回、困り果てて駆け込んだ私に
対応してくれた担当者さんは
私を正しい場所へ導いでくれた。

粛々と任務を果たしただけ、と
言ってしまえばそれまでだが、
目立たず静かに人助けをしている方達に
支えられている日常生活なんだと改めて認識。
感謝の気持ちは持ち続けようと思った。





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