昭和世代の思い込み
🚅 令和になって初めて東海道新幹線を利用
冷暖房、エアコンをオンにする必要がない時期が
少しでも長くありますようにと願う今日この頃。
長く暑かった2023の夏がようやく去り、
日差しと空気に秋が定着してきた少し前の週末、
何年振りかに東海道新幹線のぞみを利用して
一泊旅行に出かけました。
えきねっとで指定席を予約、
乗車駅は自宅からのアクセスがいい品川駅。
事前に券売機で発券も済ませ、旅の準備完了。
当日の朝。
紙の切符がお財布の中にあることを確認して
7:31 品川発のぞみ295号に間に合うように
早朝に家を出発しました。
頭がまだ動いていない、ぼーっとした状態で
いつもの道を通り最寄りJR駅から電車に乗り、
何も考えずに新幹線駅で下車、乗換え口へ。
🚅 まさかの駅間違え
7時台前半なのに駅構内はすでに混んでいます。
当日席券売機に並んでいる外国人観光客の姿を
横目で見ながら、まだまだ醒めない頭で
外国人観光客、本当にふえたわ〜
自由席にしなくてよかった
などぼんやり思いながら、
有人の新幹線乗換改札にのんびり向かいます。
切符を見せ改札を通りすぎる時
駅員さんに
「品川より発車時刻は早いので
気をつけてくださいよ」
と声をかけられました。
なんでそんな事言うのかしらと
訝しく思いながら数歩進んで、漸く、
「あっ!えっ!! ここ品川駅じゃない」
と初めて東京駅にいると気づきました。
慌てて発着案内掲示板を見ると
のぞみ295号は7:24東京発
品川駅より7分早いです。
売店で駅弁を買う予定も
それどころではなく、急いでホームへ。
295号はすでに入線、乗車も始まっていて、
慌てて飛び乗ったのです。
🚅 昭和世代あるある
今から30年以上前、昭和後半。
ひかりより速いのぞみが運行するとも、
新幹線品川駅が開業するとも思わず、
自動改札やネットでチケットを購入など
技術進歩の先を想像もしなかったあの頃。
分厚い時刻表で列車を調べ申込書を記入、
みどりの窓口で対面で切符を購入して
東京駅からひかりをよく利用して、
快適な列車の旅を楽しんでいました。
あの頃の記憶が心のひだのどこかに刻まれていて、
全く頭が働いていなかったあの朝、
私は記憶に無意識に従い
東京駅に向かったのでした。
ボケたのではありません。
無意識に支配されていた、と自己弁解!!
(ちなみに東京駅発、品川駅発いずれも
目的地まで乗車券、特急券代は同じ。
無賃乗車区間はないようです。)
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