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【アメリカ駐妻】初めてアメリカで病院にかかった話。

こんにちは。
アメリカで駐妻を始めて4ヶ月が経とうとしています。

先日、初めてアメリカで病院に行きました。

アメリカは医療費が高いというし、
言葉の問題もあるのでできれば病院にはかかりたくなかったのですが、
日本にいる間に治しきれなかった婦人科系の持病が悪化してしまったため先日診てもらってきました。

まず病院選びと予約から。
私が住んでいるエリアの日本人ネットワークの中で代々受け継がれている、日本語が通じるor日本語の通訳をつけてもらえる病院のリストをチェックして目星をつけました。
ただ、どの病院も予約は電話(英語)のみのよう。

英語で電話って、一番やりたくないんです。
表情や雰囲気から読み取れる情報が何もない状態で、
相手の言うことを間違いなく理解し、
かつ自分の意思を伝え切れる自信がなかった。。
(たかが病院の予約なのにね。)

どうにか電話予約を回避する方法はないかと調べてみると、HealthLynkedというサービスを発見。
医療機関と患者をつなぐネットワークサービスで、予約をオンラインで代行してくれるよう。
早速オンライン予約の申し込みをすると、翌日には予約完了メールが届きました。↓

このメールの情報をもとに、当日病院へ。
大学病院なので、棟がいくつもあってとにかく巨大。

婦人科に行くため、
Obstetrics and GynecologyまたはGynecology、それかObGynの
いずれかが書かれた場所へ向かうべく案内板を探す。
(この時点で超不安になってくる。)

どうにかそれらしき建物に行くと、今度は部屋がたくさんある。
そういえば予約完了メールに書かれた住所に「suite ⚪︎⚪︎⚪︎」という記載があった。
これは確か部屋番号。

その部屋の前まで行くと、人の気配が全くない。。。

ちょうど通りかかった、病院関係者であろう黒人女性に事情を話して助けを求めると、
医師の名前を自分のスマホで検索して、医院の受付に電話をしてくれました。(神様、、?😭)

するとどうやら、私が予約した先生はもう引退されていた模様。
代わりに別の先生の予約がHealthLynkedを通して取られていたようです。
HealthLynkedからはそのような説明はなく、
マイページを見ても元々の先生の診察が予約されていることになっている。おかしいなーー😭😭😭

助けてくれた通りかがりの女性は、電話で改めて医院の住所を確認してくれて、私に伝えてくれました。
本当に親切。ありがとうございます。。。

幸いその場所から徒歩2分ほどの別の棟に入っている医院だったので、その足で向かうことができました。

日本語の通訳をつけてもらえる先生を予約したはずが、
通訳は絶対いないぞ。。。どうしよう🥹
と、ますます不安になりながらも医院へ到着。

待ち時間の間に、自分の症状の説明と
聞かれるであろう内容、使うであろう医療用語を調べる。

自分の番になり、まずは看護師さんの問診。
その後にドクターの診察。
看護師さんにもドクターにも、先に
「英語での会話に少し自信がないので、翻訳アプリを使わせてもらうかもしれません」と伝えました。
快くOKしてくれたし、私が理解できないときは言い方を変えたり、辛抱強く説明してくれました。
医療関係の方々は優しい。

そんなこんなでなんとか診察終了。

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余談です。
今回の診察に直接関係はないのだけど、
問診の時に「Pap smear(パップスミア)を受けたことはありますか?」と聞かれました。
翻訳アプリを通しても意味が出なかったのでGoogleで調べさせてもらったら、子宮頸がん検診のことでした。
生まれて初めて聞く英単語だ。。。
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帰りに受付で次の予約をとって帰宅。
処方箋などをもらえるのかな?と思ったらそういう訳ではなく、
患者が指定した薬局に病院から直接電子処方箋を送信される仕組みになっているらしい。

問診票に最寄りの薬局を書く欄があったので、
家から一番近い薬局を書いておいて良かった。

診察が終わったのが15時くらいで、
薬局に19時くらいに行ったのだけど、
その日は病院から処方箋が届いていませんと言われて翌日出直すことに。

翌日、嫌々ながらも覚悟を決めて病院に電話をし、
「薬局に処方箋が送信されていないようなので再送してもらえませんか…?」とお願いすると、
ドクターがこれから処方箋の内容を承認するので、その後に薬局に情報を送りますということでした。

結局、薬を受け取れたのは診察した翌日の19時。
丸1日以上かかってやっと🥹

え、遅くない…?こんなもん??

たぶんだけど、本来であれば診察した日にドクターが薬の承認までしてくれるんだと思うけど、
何かの手違いで忘れられていたか、ドクターが忙しすぎて承認されていなかったかのどちらかかな、、。

病院に行くのも薬をもらうのも
何ひとつスムーズにいかなかったけれど笑、
それも海外あるあるだと思っておこう🥹
関わってくださった方々はみなさん本当に優しかった。感謝。

私が入れてもらっている医療保険はUnited Healthcareなのですが、
自己負担(Co-pay)は診察費用$30、薬代$10でした。
日本よりちょい高いくらいだけど、思ったよりは安い。

今回で病院や薬局の仕組みを体験したので、
次からはもっとスムーズに行けるかな。
無事に病院にかかれたことで、異国で病院に行くことに対する漠然とした不安も解消されました。

アメリカに来てから、日常の些細なことすべてが新鮮です。ほんと。
今のところはギリギリ楽しめています。

丸1日かかってやっと受け取れたお薬

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