「まちづくり」で人づくりに貢献&自分の「やってみたい」に挑戦できたのか。 ~新しい働き方LAB研究員制度指定企画#最終報告
自分らしい、新しい働き方について半年間自身が決めたテーマについて実験を行う新しい働き方LAB研究員制度(以下、あたらぼ)。1期、2期に引き続き第3期目となる今年は自分の「やってみたい」を優先に、指定企画と自主企画の2つの研究をテーマに活動してきました。こちらでは指定企画「まちづくり実験室」において、私個人の目標だった「まちづくりで人づくりに貢献し、自分のやりたいを実現できるか」についての結果を報告しています。
参加したかった理由は「まちづくり」への興味関心とやりたい事の実現
自分の人生のテーマは「引っ越し」というほど、高校卒業以来、約3年おきのペースで計13回引っ越しを繰り返してきた私にとって、故郷以外に思い出の深い「まち」と呼べる場所は国内にはありません。そのためか、昨年から始まった小牧市の「中心市街地まちづくりプロジェクト」に参加して依頼、まちと深くかかわるには自らそのような場所へ踏み出す必要があると感じていました。そんななか発表された新しい働き方LAB研究員制度第3期生の募集。真っ先に目に留まったのがこの「まちづくり実験室」でした。
掛川という「まち」に自分の足跡を残してみたい。何ができるかわからないけれど参加してみたい。これまであまり関りが持てなかったあたらぼ研究員生とわいわいしたい。裏を返せば単純な理由にはなってしまいますが、自分がやってみたい事に挑戦できる環境だったことも参加を決めた理由です。
「まちづくり」は人づくり。自分のやってみたい事で貢献できるか。
「まちづくり実験室」では、全体と部門別の目標が掲げられていました。
コンテンツ発信部へ所属が決まった私は、このプロジェクトでまちづくりにつながる「人づくり」に貢献するため、持てる力をどれだけ発揮できるかをゴールとしていました。
全体ゴールは達成!
今回、「まちづくり実験室」全体のゴールは全員で達成しています!
上記結果のうち個人的にどれぐらい貢献できたのかを実測してみました。
私の自宅から、ポートカケガワまでは車で約2時間。在来線でも約3時間と比較的近距離だったこともあり、日帰りも含めて何度か足を運ぶことができました。
目標は未完成。でも「やりたかった事」に一歩近づけた
今回個人の目標でもあった「人づくりへの貢献」については、具体的な成果を上げることはできませんでした。けれどこの実験を通じて「やりたかった事」の一つ「紙媒体を作ること」に一歩踏み出すことができました。
<ZINE制作>
・自己紹介ZINEオンラインワークショップの開催2回(うち1回は体調不良で不参加)
・ポートカケガワメンバーと一緒に現地で自己紹介ZINEの制作
・ポートカケガワ公式noteへZINE企画について公開
<その他活動実績>
・ゲーム部が企画実施した「AR妖怪まち歩きゲーム」の協力店舗へインタビュー実施、記事化したものを公式noteへ公開
(コンテンツ発信部メンバー5名で現地取材、テキスト化したものをまとめました)
・ポートカケガワラジオ企画のサポート
・掛川百鬼夜行「妖怪大行列」に参加
この他にも掛川の魅力を伝えるZINEの制作や地元掛川の人を巻き込んだワークショップの開催、noteで発信活動などいま一歩達成できなかった部分もありますが、次回ポートカケガワに訪れるきっかけにしていきたいと思います。
第3期研究員制度全体のふりかえり
実は、この「まちづくり実験室」の企画は、一度応募したものの自分のキャパシティを考えてやっぱり辞めておこうと、後日応募しなおしていたという経緯があります。けれど振り返ってみると、もしも「まちづくり実験室」に参加していなければきっと辞退した自分の行動を悔やむ結果になったと思われます。
ポートカケガワで研究員生や現地の人など、たくさんの人と顔を合わし、一緒にご飯を食べてゲームで遊んだり夜中まで語ったりと、これまでの研究員制度では味わえられなかったとても内容の濃い貴重な体験ができました。子ども依頼の2段ベッドで寝てわくわくしたことや仮装行列に参加できたことも良い思い出です。そして、掛川という「まち」に自分の足跡を少しでも残せたのではと満足しています。
自主企画も含め、研究員制度第3期の活動は仕事や収入に直結するものではありませんでしたが、これまで以上にあたらぼメンバーと深く関わることで自分自身の理想の働き方とも向き合えた半年間となりました。
あらためて「まちづくり実験室」を企画してくださったPMのハマさん、コンテンツ発信部PMのジャンクさんやポートカケガワメンバー、掛川市でお話させていただいたみなさん。ありがとうございました!
▼新しい働き方LAB研究員制度第3期について私が書いた記事は全てこちらのマガジンにまとめています。