#62 ミニマリストのロジカルファッション メンテナンスについて #0312
3月12日、水曜日。こんにちは。ミニマリスト、ゆりです。
今日はリクエストをいただいたので、メンテナンスについてお話しします。
服のケア
着た服は、ハンガーにかけて一晩置きます。すぐにはしまいません。これは湿気を飛ばすことが目的です。
また洗濯の回数をなるべく減らし、服が摩耗して劣化するのを避けています。ものによっては、ブラッシングすることでその日についた汚れを落とししておきましょう。汗や皮脂の汚れは、下着を洗濯すれば十分と考えます。
服についた臭い取りには、リネンウォーターを吹きかけて、風通しのよいところに干しておきます。
リネンウォーターのレシピは以下の材料でかんたんに作れます。
・無水エタノール 20ml
・精製水 30ml
・精油
ユーカリ 1滴
ティーツリー 1滴
ゼラニウム 2滴
コートや上着については、ブラッシングをしておくといいでしょう。洗濯はシーズンの終わりに収納する時で十分です。着用したら、すぐにブラッシングをすることで、花粉やほこりをはらえるので、玄関のコートハンガーにブラシをかけておきます。このように、帰ったらすぐにブッラシングしておくといいでしょう。
靴の場合
靴は基本的には、2日以上続けて同じ靴を履くことはしません。休ませることがポイントです。
帰宅後に余裕があれば、その日のうちにウェットティッシュなどで靴の汚れを拭き取っておきます。こうすることで、次回靴を履く時に汚れを気にしなくて済みます。表面の汚れは時間の勝負。さっと拭いておくことで、汚れは落とせるのに、放置することで、染みついた汚れは落ちにくくなります。
また、靴のお手入れは月に1回程度、気になった時に道具を使って落とします。その時に防水スプレーをかけておくと汚れを防ぐことができるので、とても便利です。
靴紐も定期的に洗うと、意外と汚れていることに気づきます。玄関のシューボックスに靴のお手入れ用のセットを置いておき、気づいた時にさっと汚れを落とせるようにしておくと便利です。
またスニーカーにもシューキーパーを入れ、型崩れを防ぎます。雨の日には、中敷を出して干しておき、湿気をとるために新聞紙などを丸めて入れておきます。翌朝には外してシューキーパーを入れたら、シューボックスにしまいます。
靴のケアは、時間との勝負。帰ったらできるケアをしておくと、美しい状態を保てます。
革製品のお手入れ
革小物については、革靴と同様にクリームを使って汚れを落とし、保護クリームを塗って保湿しておきます。ライダースも本革であれば、こうした方法で袖や肩など生地に負担がかかる部分にメンテナンスをすることができます。
革製品のこうしたメンテナンスはシーズンに一度程度行えば十分でしょう。ベルトやバッグなど、気付いた時にまとめてメンテナンスをしています。
革小物のいいところは、ケアをしておくと長く使えるところ。革の独特の光沢感や細かなしわなども、その人の物の歴史を表します。こまめにケアして、美しく長く愛用したいものです。
ポイントは気がついた時と気が向いた時
メンテナンスについては、気づいた時にやるというスタンスです。
毎月、何日などと細かく決めてしまうと、できなかった時の罪悪感がたまるので、「気づいた時と気が向いた時に」と決めています。
一方で着用した日に簡単に拭いておく、ブラッシングしておくだけでも十分なので、時間をかけずに手間をかけます。
こうしたメンテナンスは物の数が少ない方が負担なくできるため、たくさんの物を持つよりも数を厳選することで、メンテナンスのコストを下げています。
メンテナンスを意識すると、自分の持ち物を見直すきっかけにもなります。定期的に数を見直し、できるだけ手をかけずにいられるといいですね。
気負わず、気が向いた時にメンテナンスをしてみてください。
あなたの持ち物が、美しくよみがえりますように。
ミニマリスト、ゆりでした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?