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#106 ミニマリストのロジカルファッション ミニマリストになるまでの涙の過去 #0523
こんにちは。ミニマリスト、ゆりです。
「服の数を減らすこと。」私は服が好きでたくさん持っていたので、手放す過程には、辛いことがたくさんありました。服の適正量はどのくらいなのか?手放す過程について振り返りました。
ぎゅうぎゅうに詰まったクローゼット
20代の頃、私は服が大好きで、給与のほとんどを服の購入に費やしていました。クローゼットには約80着の服が詰まっていて、何がどこにあるのかを把握できていませんでした。
新しい服にすぐに目移りし、今持っているものは古くなった気がして、常に新しい服を探し求めていました。自分が何が好きで、どんなものを求めているのかもわからず、同じ服を何度も着ることに飽きていました。
他の服と組み合わせてコーディネートを考えてみても、どこかしっくりこない気持ちがありました。それは、個性的な服ばかりを持っていたためでしょう。雑誌で見たようなスタイリングを再現できず、自分らしいスタイルを見つけることが難しかったのです。
結局は、たくさんの服があるのに着たい服が見つからず、毎日が苦しくて悲しいものでした。
始めに手をつけた場所
とあるきっかけでミニマリストを知り、服を減らすことを決意し、少しずつ整理を始めました。ファッションが好きだった私は、好きな服を減らすことでミニマリストになれると考えました。
大量の服があるのに、服を選ぶことができない自分に、うんざりしていました。たくさんの服があるのに、毎日のコーディネートに時間がかかります。そんな矛盾を抱え、自分が何枚の服を持っているのかも把握できていない現状に、鬱々としていました。
まずは床に置いていた引き出しの服から整理を始めました。引き出しの中に入っている服は見えないため、ほとんど着る機会がありません。季節ごとに入れ替えていた服も、そのうちに出さなくなりました。
結果として、引き出しの中に入っている服は問題ないと判断し、手放していきました。
最後に残ったものは、気に入っている服
始めたばかりの頃は、服の整理はスムーズに進みました。たくさんの服があったので、着ていない服や、学生時代に着ていた服は処分の対象になりました。そして色褪せたもの、生地が傷んだものを手放していきました。
しかし、そこで残ったものはどれも手放すのが惜しいと思える気に入ったものばかり。せっかく手に入れた、その気に入った服をなぜ手放すのか、葛藤がありました。
当時、お気に入りの服のブランドがあり、店長さんとも仲良くなり、相談に乗ってもらっていました。私の気に入りそうな服が入るとキープしてくれたり、他店から取り寄せてくれたり、そんな待遇を受けていました。そのため、それらの想い入れのある服は、手放すのが名残惜しかったのです。
とはいえ、たくさんの服を抱えていても、毎日がハッピーでなければ意味がありません。一つ一つに、涙を流しながら、手放す作業を繰り返しました。
それは自分の過去を否定するようで、またアドバイスをくれた店長さんの顔を浮かべると、悲しい気持ちが溢れてきました。
はたしてそこまでして処分する必要があるのか?
この疑問に打ち勝つことはとても辛い作業でした。
それでもあなたは減らしたいですか
服の適正枚数は人によって異なります。多ければ多いほどいいという方もいれば、なるべく少なくしたいという方もいるでしょう。
誰かの助言で数を決める必要はありません。あなたが適正だと思う分量をキープすればいいのです。ポイントは、その適正量を誤らないこと。多いにしても少ないにしても、自分の管理ができる量が適正量です。
しまい込んで何日も着ない服があると、それは必要な服とは言えません。
あなたにとってどの程度が適正な量でしょうか?
適正量一度決めたからと言って、永遠に続くものではありません。
一時期私は、白い T シャツ3枚とボトムス2本という5点で生活していたこともありました。今となっては、それは私のスタイルではなくなり、3セットに落ち着いています。
このようにあなたの基準は変化しても構いません。
あなたにとって適正な量を常に見極めましょう。
明日のあなたが、必要な決断をできますように。
ミニマリスト、ゆりでした。
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