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【Cooking】初・ママレードづくり、気を付けるべきことはとにかくエグみを抜くってこと

5月に入り、甘夏が大量に送られてきました。
初夏を感じますね!しかしその量、ざっと10キロ。
いそいそと剥いて食べたり、サラダにしたりと甘夏三昧でしたが2人暮らしでは全然減らないんです・・・。

カビる前に消費するのであれば、ママレード一択!
ということで、気合を入れてママレードづくり開始!

用意するもの

甘夏・・・すきなだけ
砂糖・・・総量の40~50%
レモン・・・1個

砂糖はグラニュー糖でも白砂糖でもきび糖などでも好きなもので大丈夫です。グラニュー糖が溶けやすくクセもないのかな。
ぶっちゃけ、甘夏と砂糖さえあればできます!

豆知識:レモンを入れる理由
レモンの効果はジャムをとろっと仕上げるためのものです。
いちごなどは果物に含まれてるペクチンが少ないので、レモン汁を入れた方がいいですが、柑橘系はペクチンが含まれているのでレモン汁を入れなくても大丈夫です。
他にも、レモンにはいちごなどの色を鮮やかにする効果があります。

とろみ加減も、砂糖入れて煮詰めることで多少は出てくるのであとは好みの問題かなと思います。

作り方

1.洗う
フルーツは物によってワックスがついているので、塩をこすりつけて洗ってください

2.皮を剥く&刻む


皮と実を分けます。
皮には綿がついているのでスプーンなどでそぎ落とします。
この綿にもエグみ成分があるらしいので、個人的には丁寧に取り除きます。

皮は細く切ります。
レシピによっては、すり下ろしたり、何ミリでって書いてありますが、私は大きさあまり気にせず切ります。
ただあまりにも幅広だとエグみが残る原因になるので、5㎜以下であればいいかな、という感じです。
(中には1㎝近いのも混ざってます笑)
刻んだものから水をはったボールに入れていってください。

3.実を剥く


薄皮から実を剥いていきます。
筋が残ったりしますが、私はあまり気にしないです。

4.皮を水に浸す&茹でこぼす(大事なポイント!)
この作業で苦いママレードになるか、おいしいママレードになるかが変わります!
この作業は時間をかけて丁寧にやることをお勧めします!

水に浸した皮を、ぎゅっぎゅと握ってください。
オレンジの成分出ちゃうんじゃないの!?って心配になりますが、これ全部エグみの成分だと思って、とにかく苦いのを抜くイメージで揉みます。
4,5回揉み洗いしたら、1~2時間水につけて放置します。
その後、鍋に移し水から茹でます。沸騰して5分くらい煮ます。
ザルにあげてもう一度水にさらしてください。
そのタイミングで私はまた、揉み洗いします。
この茹でこぼしを2回繰り返します。

最初は揉み洗いしてた水が黄色く濁りましたが、このくらいやると、あまり濁らなくなります。
ここまでやると、皮に含まれるエグみの成分が抜けます。

5.全部鍋に入れて煮る
皮、実、砂糖を鍋にいれて煮ます。
水を入れるレシピもいくつかありますが、私は水を入れません。
甘夏の実から結構な水分が出るので。
その分余計に蒸発しないように最初は鍋に蓋をして煮ます。
弱火で最低20分くらいは煮ましょう。
皮と実がつぶれてきたら、好みの固さにするために蓋をせず水分を飛ばしながらさらに煮ます。
少しさらっとしてるかなと思っても、冷蔵庫に入れると固くなるのであまり神経質にならなくても大丈夫だと思います。

完成~!

きれいに洗ったタッパーや瓶に入れ粗熱が取れたら冷蔵庫へ。
煮ているとはいえ、保存料などは入っていないので、なるべく早めに食べることをお勧めします!

我が家は甘夏6個使ったら、とんでもない量ができました!笑

食べ切れるかな〜

個人的おすすめ使い方

■パンのお供
マーガリンでも十分おいしいですが、クリームチーズなども相性抜群!

■パウンドケーキ・カップケーキ
小麦粉混ぜる前にママレードを入れて混ぜるだけ!

■肉料理
豚肉、鶏肉におすすめ!
豚は、とんかつ用のお肉やブロック肉を焼いて、酒、ママレード、しょうゆでおしゃれな味わいに!酒は白ワインにすると、よりおしゃれな味になります。

甘いだけじゃない使い方ができるのがいいですよね!

ですが、もう一度いいます!
エグみがあると、せっかく時間かけたのに食べたくなくて泣けてきます。

苦味成分を抜くために水にさらすことと茹でこぼすことはしっかり時間をかけてやった方が満足度上がります!!


スーパーで買ってきたオレンジ2つくらいでも十分な量が作れるので
気軽に試してみてください!

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