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Taylor Swift: The Eras Tour、もっとチャント楽しみたい。

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TayTay来日に浮足立っている、黒木りりあです。

いよいよ本日、TayTayことテイラー・スウィフトが来日しましたね。明日の2024年2月7日より4日間にわたって東京ドームで開催されるThe Eras Tourの東京公演。もう楽しみで楽しみで仕方ありません。
グラミー賞とスーパーボウルというアメリカの特大イベントの合間のスケジュールで行われるこの東京公演。何も知らなくても十分に楽しめるコンサートではありますが、知っておくと何十倍にも楽しめる様々なTipsがあります。既に開催済みの北米公演、南米公演や日本でも公開された映画版で広く知られるようになりました。
以前、noteにてSwiftyことテイラーファンたちによる「チャント」(Chant)と呼ばれるいわば合いの手のようなものを13個ご紹介しましたが、前回紹介しきれなかったチャントも含めてThe Eras Tourをもっと楽しむための13のTipsをここでさらにまとめていきたいと思います。


1. FB(フレンドシップ・ブレスレット)を着ける

自作のフレンドシップ・ブレスレット

こんなビーズの手作りブレスレットをSwiftyがたくさんつけているのをインターネット上で見たことがある人は多いのではないでしょうか?10枚目のアルバム『Midnights』に収録されている楽曲「You're on Your Own, Kid」の歌詞の一説から始まった、FB こと「フレンドシップ・ブレスレット」(Friendship Bracelet)は、今やSwiftyを象徴するアイテムとなっています。

Everything you lose is a step you take
So make the friendship bracelets
Take the moment and taste it
You’ve got no reason to be afraid

"You're on Your Own, Kid" by Taylor Swift

このFBは身に着けるだけでなく、Swifty同士で交換するのもまた、一つの風物詩となっています。

The Eras Tourに参加する人は、このFBを身に着ければ気分が盛り上がること間違いなしです。まだFBの準備がない方も、あきらめる必要はありません。
例えば、The Erat TourのオフィシャルスポンサーであるMarriott Bonvoyは、コンサート期間中にウェスティンホテル東京、メズム東京 オートグラフコレクション、アロフト東京銀座の3か所にフレンドシップブレスレットステーションの設置を予定しています。(詳しくは公式の情報をご確認ください。)
また、様々な事情でFBづくりが困難な方のためにメルカリなどのフリマアプリでもFBを販売していらっしゃる方もいます。必ず自分自身で作成したFBを身につけないといけない、などというルールはありません。皆さんが楽しめるそれぞれの方法で、FB文化を楽しみましょう!

2. 手の甲に「13」とペイントする

筆者の「13」ペイント。不器用につき、文字が歪んでいるのはご愛敬…。

Swiftyにはおなじみの「13」ペイント。「Taylor Swift 13 hand」などと検索するとテイラーの手の甲に「13」と書かれた写真がたくさん出てくるかと思います。このペイントを施してテイラーのライブを観に行くのもまた、Swiftyのお決まりの行動の一つです。ただ手にペンで「13」と書くだけで簡単にテイラーのライブを見に来た感が高まるので、是非試してみてください。(普通のマジックで書くよりも、フェイスペイント用のペンなどで書く方が安全だと思います。)
ちなみに、「13」を書く向きとしてテイラーが一番やるのが、相手に手の甲を向けたときに「13」の文字が見える向きです。自分で自分の手の甲に書く場合は、ご参考までに下の写真の向きで書くような形となります……。

「13」ペイント、自分からの見え方

3. 「Era」を意識したファッションに身を包む

2022年に発売された最新アルバム『Midnights』が10作目のアルバムとなったことから、本コンサートではそれぞれのアルバムをEra(時代)として区切って行われるのがThe Eras Tourの特徴です。このことから、多くのファンが自分の好きな「Era」(時代)を意識したファッションでコンサートに参加することもまた、このコンサートの風物詩となっています。

Swiftyの中にはテイラーの過去の衣装を意識した手作りのファッションで挑む方々もいらっしゃいますが、必ずしもそうでなければいけないわけではありません。テイラーのアルバムにはそれぞれにテーマカラーがあります。そのテーマカラーを取り入れたファッションをするだけでも、十分に「Era」を体現したファッションになります。コンサートに着ていく服がまだ決まっていない方や迷っている方、アクセントとなる色をこれから取り入れられる方は、是非意識してみてはいかがでしょうか?

ちなみに、それぞれのアルバムのコンセプトカラーは、下記と一般的に言われていますが、色の濃さなどが人によってまちまちかな、と思います。

  1. "Taylor Swift" (Debut)… Light Green

  2. "Fearless" … Yellow

  3. "Speak Now" … Purple

  4.  "RED" … Red

  5. "1989" … Light Blue

  6. "Reputation" … Black

  7. "Lover" … Pink

  8. "folklore" … Grey

  9. "evermore" … Brown

  10. "Midnights" … Dark Blue

4. 13のチャントを実践する

まずは以前、noteで紹介した13のチャント(掛け声や手拍子)を覚えてライブ会場で是非実践したいなと思っています。上記の記事でご紹介したチャントは、下記の13個です。(詳しくは上記記事をご覧下さい。なお、記事中ではネタぼれ防止のためにアルバム発表から降順にてチャントをまとめています。)

  1. "Cruel Summer" の 'He looks up grinning like a devil'

  2. "You Need to Calm Down" の ''Cause shade never made anybody less gay'

  3. "Fearless" の手ハート

  4. "You Belong with Me" の手拍子

  5. "Champagne Problem" の 'She would've made such a lovely bride / What a shame she's fucked in the head'

  6. "Delicate" の 'One, two, three, let’s go b*tch!'

  7. "Don't Blame Me" の 'Take us to church, Taylor!'

  8. "All Too Well (10 Minute Version) (Taylor's Version) (From The Vault)" の 'F*ck the patriarchy!'と'How’d that make you feel?'

  9. "Style" の 'What time is it?'

  10. "Shake It Off" の手拍子

  11. "Bad Blood" の 'You forgive, you forget, but you never let it go'

  12. "Anti-Hero" の 'Taylor, you'll be fine.'

  13. "Bejeweled" の 'Where are you going, Taylor?'

5. "Miss Americana & the Heartbreak Prince"

ここからは、前回はお伝えできなかったチャントを、ライブの歌唱順(予想)で紹介していきます。まずはオープニング曲の"Miss Americana & the Heartbreak Prince"から。

サビの途中、
'They whisper in the hallway, "She's a bad, bad girl"'
の直後に’Okay!'叫ぶ
更にその後の
'Miss Americana and The Heartbreak Prince'
の直後にも'Okay!'叫ぶ

6. "Cruel Summer"

The Eras Tourで最も盛り上がる曲のひとつです。動画はライブ音声から。以前はブリッジパートの最後の歌詞をチャントとして紹介したのですが、動画を確認していただければ分かる通り、もはや下のブリッジ部分の歌詞を全部合唱するのがライブの恒例となっています。

'I'm drunk in the back of the car
And I cried like a baby comin' home from the bar (Oh)
Said, "I'm fine," but it wasn't true
I don't wanna keep secrets just to keep you
And I snuck in through the garden gate
Every night that summer just to seal my fate (Oh)
And I scream, "For whatever it's worth
I love you, ain't that the worst thing you ever heard?"
He looks up, grinnin' like a devil'

ただ、全部覚えるのは難しいと思うので、まずは前回も紹介した'He looks up, grinnin' like a devil'を。
それを覚えたら、フレーズのラストとなる'I don't wanna keep secrets just to keep you
And I'
と、'I love you, ain't that the worst thing you ever heard?'を覚えて、もしも余裕があれば全部、と段階を踏むと分かりやすいかと思います。

7. "You Need To Calm Down"

こちらも前回チャントを紹介しましたが、今回は「振り」も追加でご紹介します。

ブリッジ後のサビ
'We all got crowns. You need to calm down'
の後、大きく手を振る
おそらくテイラーの掛け声でダンサーの方々も大きく手を振って踊るはずなので、それに合わせれば自然になると思います。

8. "marjorie"

テイラーの祖母でオペラ歌手のMarjorie Finlayを偲んでテイラーが作った曲、"marjorie"。この曲の間は、Marjorieに届くようにとスマートフォンのライトを灯すのが伝統になっています。静かにライトを灯し、Marjorieや自身が思い浮かべることの出来る故人に思いを馳せてはいかがでしょうか。

9. "Look What You Made Me Do"

話題となったMVの印象が強い方も多いはず。
ブリッジの後のこの台詞は衝撃的だからこそ多くの人の記憶に刻まれているのではないでしょうか。

'"I'm sorry, the old Taylor can't come to the phone right now"
"Why?'
のあと、
'Oh, 'cause she's dead"'
テイラーと一緒に叫ぶ

10. "Long Live"

映画版ではエンドロールに回された、この曲。テイラーとライブクルー、そしてファンとの絆を表す一曲です。

ブリッジの後のサビ部分
'I had the time of my life with you! Long, long live'
両手の拳を突き上げる

11. "22"

誰もがノリノリになりやすい"22"では、おそらくみんなが自然とこの振りをしてしまうでしょう。

サビの
'We just keep dancing like we’re 22'
に合わせて両手でピースして「22」を作る
(去年のライブではテイラーの年齢に合わせて両手をスリーピースにして「33」を作るのも流行っていましたが、テイラーがお誕生日を迎えたのでどうするのかは未知数です…。)

ちなみに、この曲では毎回選ばれた子供1人がテイラーの黒いハットをもらえます。この瞬間は何度見ても私の涙腺が刺激されます。東京公演では誰が選ばれるのでしょうか?

12. "The Last Great American Dynasty"

テイラーの所有する邸宅の過去の持ち主にまつわる楽曲です。

一番最後のサビ中の
'There goes the loudest woman this town has ever seen!'
テイラーと一緒に歌う

13. "Karma"

The Eras Tourでおそらく締めの一曲となる"Karma"。名残惜しいですが、チャントも最後の締めくくりです。

ブリッジの後の大サビの後半
'Sweet like justice, karma is a queen
Karma takes all my friends to the summit'
の後に
'Facts!'と叫ぶ。

ここまで、The Eras Tourをより楽しむための13のTipsをご紹介して参りました。実はここにはまとめきれていないチャントもまだまだあり、改めてこのコンサートの奥深さを痛感しています。
とはいえ、ライブをどう楽しむかは個人次第。それぞれの方法でライブを楽しむのが一番です。
そんなそれぞれの楽しみの中でも、一人でも多くの方とチャントなどで一緒に楽しむことが出来ると嬉しいな、と思っております。筆者は全4公演のうち、後半で参戦予定です。みんなでテイラーとの時間を全力で楽しみましょう!


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