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3月には、女性監督映画を観たくなる。

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今日で3月が終わることに驚きを隠せない、黒木りりあです。

私は映画を観るのが大好きで、昔から映画鑑賞を趣味にしています。子供の頃は親の影響などで受動的に観ることが多く、あまり能動的に作品選びをしてきませんでした。ですが、成長するにつれて自分から能動的に鑑賞する映画を選ぶようになりました。多くの方が、同じような経験をなさっているのかな、と思います。

映画選びには、様々な観点を用います。単純にそのときの気分で選ぶ場合もあれば、何かしらの信念を持って選ぶ場合もあります。
ここ数年意識する1つの指標が、「その月が何の月か」というもの。例えば、2月は黒人歴史月間なので、アフリカ系の人々について知ることができる作品選びを意識します。

そして、3月は国際女性月間です。なので、意識的に女性監督や女性脚本家、女性主人公の作品に触れるようにしています。そしていつも直面するのが、女性監督が少ない、という問題です。
ここ数年はジェンダー平等性の重要性が説かれている影響からか、映画界で作品づくりに関わる方々の数字データが毎年のように公開されています。にもかかわらず、ほぼ横ばいでほとんど変わらない数字に毎年ため息が出てしまいます。特に、全体の一割前後をいったりきたりし続ける女性監督の数には、毎年ショックを覚えます。

では、いち映画ファンとしてできることはなんだろう?と考えて、私のなかで出た答えは、「とにかく映画を観ること」です。わずかな数字かもしれないけれども、女性監督の映画を観る人の母数をまず増やす。そして、良い作品は積極的に周囲に紹介して、さらに鑑賞者の母数を増やす。その数字が、声になるのではないか、と私は考えています。
なので、3月はとにかく女性監督の映画作品を意識して過ごすようにしています。

いつか、女性監督の映画作品を意識せずに、当たり前のように、自然に観られる日が来るといいな、と心から願っています。そんな日を見届けられたらいいな、と。

本当は、3月の頭などでnoteで女性監督の作品紹介をしようかな、とも思っていました。映画に関わらず、ドラマ、小説、マンガなど、とにかく女性の紡いだものがたりについてのnoteを書きたいな、と。けれども、思いが強すぎて逆に書くことができませんでした。
でも、何も言わないのはそれはそれで嫌だな、とも思い、3月の最終日にこんなつぶやきをそっと置いておきます。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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