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世界一周する、やさしい光

新しい命によろこび、幸せな未来を描いていた矢先、お腹の中にいる娘の心臓が止まってしまいました。原因不明。突然、亡くなってしまった。そして、数日のうちに、普通のお産と同じように、陣痛を起こして出産をします。

産声のない出産。死産。

子どもを亡くす・・・。

想像できますか?

そして、子供を失うだけではないのです。

その家族は、子供を失い、深い悲しみに覆われるところに、それに追い打ちをかけるかのように、幸せを描いた未来、健康、キャリア、夫婦や家族を含めた人間関係など、たくさんのことを失います。

今までいたところとは別世界に放り出されて、絶望感を抱え、暗闇の中を彷徨い、孤独を感じます。

しかし、孤独から救ってくれてのは、SNSで繋がった死産・流産・新生児死で子どもをなくしたママさん・パパさんでした。通称「天使ママ」「天使パパ」と呼ばれています。

「ひとりじゃない」そう思えることで、どれほど救われたか。お空のわが子を想う優しい気持ちも、黒い感情も、同じように寄り添ってくれる優しい天使ママ・パパたち。

そして、悲しみをチカラに変えて、立ち上がった天使ママたちがいます。
Angie(ベイビーロスファミリーサポート アンジー)さん。
イギリスをはじめ各国で行われている「Baby Loss Awareness Week」を日本でもと、シンボルマークのピンク&ブルーリボンのピンバッチやキャンドルを製作し、周知活動を行われています。

「Baby Loss Awareness Week」とは
毎年10/9〜10/15は、赤ちゃんを亡くした家族のための国際的な啓発週間。
そして、毎年最終日10/15 夜7時〜8時に亡くなった赤ちゃんとその家族を思ってキャンドルを灯す「Wave of Light」が開催されています。

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私は、今年はじめて「Wave of Light」に参加しました。

日本各地にいる天使ママ・パパさんたちと、同じ時間にお空の子どもたちとその家族のことを想い、繋がる時間。

そして、自国の10/15 夜7時〜8時にキャンドルを灯すことで、その優しい光がつながり地球を一周します。

世界と繋がる、ひとりじゃない。

#BabyLossAwarenessWeek

もし、よかったら、TwitterやInstagramで検索してみてください。目には見えないかもしれなけど、確実にそこに「いのちの光」があったことを、「世界一周する、やさしい光」を少しでも感じてもらえたらうれしいです。

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お空の子供たちが
幸せでありますように

天使ちゃんの家族が
幸せでありますように

悲しみもそっと寄り添ってくれる
社会になりますように

最後まで、お読みいただきありがとうございます。

lily


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