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私の人生ドラマ#3 虎に翼(1~8週)

ついに、今ハマっている朝ドラについて語る時がやってきました。
2024年4月から放送中の『虎に翼』は、現在8週目40話まで放送しています。

一応、法学部卒である私は1話目からしっかりハマり、ここまでずっと「感想noteを書きたい」と思いながらもなかなか書くタイミングを見出せずにいました。が、40話のラストで盛大に泣かされた私は「今書かなきゃいつ書くんだ」と思い立ち、目を腫らしながらこのnoteを書き始めた次第であります。

今回は1~8週目までの感想をNHK公式のダイジェストと共に書いていこうと思います!
できるだけさら〜っと書くので、これから見てみようかなと思っている方にも是非読んでほしいです!


あらすじ

一言でいうと「女性の社会的地位」が蔑ろにされてきた戦前の日本で初めて女性法曹家となり道を切り開いてきた女性猪爪寅子(モデルは日本初の女性弁護士三淵嘉子)の物語です。
作中では、主人公の寅子をはじめとした女性たちが進学、キャリア、結婚、出産、子育てと女性であるが故のしがらみや葛藤に苛まれながらも必死に生きていく様を描いています。

第1週「女賢しくて牛売り損なう?」

1話目からこのドラマにハマった要因のひとつが、この主人公寅子の決めゼリフ「はて?」

伊藤沙莉さん演じる寅子に疑問が湧いた時に発するバリエーション豊かな「はて?」がすごく好きです!

また、1週目で描かれた
「女性は学校を卒業したら結婚し、子を産み、家庭を守るべき。」
「職業婦人になって嫁に行き遅れた女性に価値はない。」
「結婚」=「女の幸せ」

という世間の価値観に納得できず、なかなかお見合いがうまくいかない寅子に共感の嵐でした。

そんなこんなで、ひょんなことから大学教授から明律大学女子部法科に誘われた寅子は女性弁護士を目指して法曹の道をあゆみはじめます。

第2週「女三人寄ればかしましい?」

そんなこんなで明律大学女子部法科に入学した寅子は、華族の涼子・最年長の梅子・留学生の香淑という個性豊かなクラスメイトたちと共に勉学に励みます。

「法律とはなんなのか?」答えのない問いに頭を悩ませながら仲間と共に勉学に励む寅子の姿は、大学時代家族法のゼミやディベートの仲間と法律について議論した日々を思い出させてくれました。

第3週「女は三界に家なし?」

女子部の新入生を増やすべく、学園祭で法廷劇をすることとなった寅子ですが、本番の最中に男子生徒に邪魔をされるというハプニングが起きてしまいます。

なんといっても、普段強気で男勝りなよねさんの生い立ちと弁護士を志したきっかけに衝撃を受けた3週目でした。(そんな、よねさんを演じる土井志央梨さんは同郷だと知り嬉しかった!)

この時代、女性であることで受ける理不尽な扱いとそれぞれの登場人物が抱える女性ならではの悩みがよく描かれていました。

第4週「屈み女に反り男?」

明律大学女子部を卒業し、明律大学法学部に進学した寅子たち。
「男と女が分かり合えるはずがない」という男子生徒たちと共にぶつかり合いながら勉学に励む日々が始まります。

寅子の恋のお相手が現れたかと思いきや、お父さんが逮捕されてしまったりで「どうなっちゃうの!?」と急展開な4週目でした。

第5週「朝雨は女の腕まくり?」

政界をも巻き込む大きな事件に巻き込まれ逮捕されてしまった寅子の父、直言の裁判が始まりました。

父の無罪を信じ、法の知識をいかして救おうとする寅子の姿と一致団結する猪爪家に熱くなりました。
この、お父さんが家族を振り返る姿に胸が苦しくなりました。

5週目は終始裁判の行方を緊張しながら見ていました。

第6週「女の一念、岩をも通す?」

ついに寅子、高等試験(現在の司法試験)を受けるの巻!
いろいろとありながらも、法学部卒業の年になり司法試験を受けることになりました。
初めは60人だった女子部の生徒も、最後にはたった5人になってしまいました。

ここまで一緒に学び、戦ってきた5人のうち3人は様々な理由で自分の夢から遠ざかっていきます。
寅子は高等試験にみごと合格し、志半ばで夢を絶たれた女子部の学生たちの思いも背負って、弁護士としての道を歩みはじめます。

合格祝賀会での寅子の言葉が胸に沁みました。

第7週 「女の心は猫の目?」

1年半の司法修習期間を過ごし、晴れて弁護士となった寅子。
しかし、未婚の女性弁護士に弁護を依頼する人はなかなか現れません。
「結婚前のご婦人に頼みたいのは弁護より、お酌だろう」と言われる始末。
結婚を後回しにしてきた寅子は残酷な事実を突きつけられることとなりました。

行き遅れた寅子になかなかお見合い相手が見つからない中、
「僕じゃだめでしょうか?」と名を挙げたのは、寅子が法曹を目指すきっかけでもあり困った時の良き相談相手でもあった書生の優三さん。

寅子にとっては「社会的地位を得るための結婚」ですが、優三さんにとっては、、、
とても複雑な展開になりましたが、「拾われた男」での相性最高なカップル(仲野太賀×伊藤沙莉)が再び見られる胸熱展開でした!

第8週 「女冥利に尽きる?」

優三との子を授かりながらも、辞めていった先輩女性弁護士の思いも背負い必死に働く寅子。
体調を崩してしまったのを機に、「今は子育てに専念する時だ」と周囲から諭され、弁護士事務所を辞めてしまいます。
こうして地獄の日々に幕を下ろしたかとおもいきや、、、

娘の優未を出産してまもなく、優三に赤紙(召集令状)が届きます。
戦争って本当に残酷ですね、、、また寅子の地獄の日々が始まります。
最後の変顔のシーンは嗚咽が止まりませんでした😭

(だめだこれ書きながらまた泣いている、、、ゆうぞうさん😭)

ここまで40回怒涛の展開でしたが、来週からまたどうなっていくのか。
寅子と登場人物たちの幸せを祈るばかりです。

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