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#7 私のWILL、CAN、そしてMUST

「WILL,CAN,MUST」って言うといかにもビジネスって感じがしますが、私は就職活動していた時ずっとこの言葉について考えていました。
社会に出て「働く」上で、「WILL,CAN,MUST」がないと納得して仕事できないような気がしたからです。

大学生までの私には、明確なWILL、CAN、MUSTがありました。

小学生の頃から海外留学に憧れ、父と同じ高校、大学に入ることを目標に高校受験、大学進学まで明確な目標を掲げて生きてきました。

大学に入ってからも、尊敬できる先生や先輩、仲間に出会い毎日ディベート大会やゼミの大会の目標に向かって走り抜ける充実した日々を送っていたと思います。

ところが、大学4年生になり、「いざ就職活動だ!」となった途端
「私のやりたいことって何、、、?」となってしまいました。

周りの就活生のようにリクルートスーツを着て、合同説明会に参加して、手当たり次第に気になる企業の面接を受けまくる。

そんなみんなにできていることが、私にはできませんでした。

早期内定の噂をちらほら耳にしながら疲れ切っていた4月のある時、
「今からでもまだ間に合うから本気で就活やってみたら?」と周りの大人に言われるがまま、自分のやりたいことが何かわからない状態でなんとなく手当たり次第に面接を受けました。

少し興味のある企業や有名企業にエントリーしてみても、いざ選考が進んで面接を受けてみてもそこに自分の意思がないことはバレバレで全く通りませんでした。

努力しないと貰えないはずの内定を、努力せずにもらおうとして痛い目を見ることもありました。
自分の大学時代の経験にあぐらをかいて、社会を甘く見ていたことに気がつきました。

それにしても、自分は社会から必要とされていないようで辛かったです。
みんなが普通にできていることをできない自分に腹が立ちました。

でも無駄なプライドが邪魔をして、なんでもないようなふりをしていました。
昔から、頼られるのは得意だけど、誰かを頼るのは苦手なタイプでした。
周りの人にも上手く弱音を吐けませんでした。

そんな疲れ果てていた時のこと、インターンをしていたオルタナティブスクールの子どもたちが夢の中にまで出てくるようになりました。
普通は、夢でも仕事していたら疲れてしまいそうなものですが、不思議と夢の中で働いていても全く疲れませんでした。

その時私のいるべき場所を見つけた気がしました。
自分の存在価値を見出せた気がしました。

この子達のために頑張りたいと思えました。

そんなこんなで今に至ります。

ある人は「もっと頑張ればいい会社に入れただろう。」、
また、ある人は「なんで新卒でNPOなの?」、
というかもしれません。

入社してからはや5ヶ月、
本格的にインターンを始めて1年。

今は毎日が楽しくて、笑わない日はなくて、
「ここにきてよかった」と、自分の価値を感じられる環境に出会えてよかったと、心からそう感じています。

そして何より、このオルタナティブスクールでのインターンシップを通してやっと私のWILL,CAN そしてMUSTが見つかった気がします。

「子どもたちが楽しく学べる居場所をつくること」
それが今の私のWILLであり、

「子どもたちのために自分の経験、知識を投げ打って何が最善か考え、実践すること。」
それが私のCANであり、

「その2つを実現するために常に自分と向き合うこと、知見をアップデートすること」
それが私のMUSTなんだと思っています。

ここで私の自己紹介は終わりです。
読んで下さりありがとうございました。

これからは、私の日常で考えたこと学んだことを書いていこうと思います。
あまりひとつのことを続けるのは得意でないですが、あたたかく見守ってください。

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