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#1 国際交流に目覚める

私が国際交流に目覚めたのは、小学4年生の時です。
外国の人と関わり始めたのはもっと前の4歳くらいの時だったかもしれません。

アメリカに留学経験のある叔父の影響で、4歳の頃から叔父の通っていた英会話スクールに行き始めました。

その時の記憶は正直ほとんどないですが、イギリス出身のベッキーという素敵な英会話教師が私と弟(当時0歳)を楽しませようといつもおもちゃで遊んでくれていたのだけは覚えています。

ベッキーはしばらくして母国に帰らなければならなくなり、その後は色々な英会話スクールを転々としながらも気づけば高校生になるまで英会話は続けていました。

このモチベーションというか、すっごく飽き性な私でも続けられたのは実際に「外国の人と話す楽しさ」を知っていたからだと思います。

「外国の人と話す」経験はベッキーや小学校のALTの先生だったり様々でしたが、私の中で1番初めて「海外」を感じたのは小学4年生の春に経験したブルネイへのホームステイです。

小学校教員をしている父の影響で「APCCアジア太平洋子ども会議」というNPO法人が募集していたこの「ホームステイプロジェクト」に参加することとなりました。

10歳の頃の私がチョイスした行き先は「ブルネイ・ダルサラーム王国」。
なぜ数ある候補の中からその国のチョイスだったのかは覚えてはいませんが、今思えば、その頃から「未知なるもの」や「人がしないような選択」をするのが好きだったのかもしれません。

そんなこんなで親元を離れ、サポートスタッフと他の10名ほどの小中高生とともに未知なる「ブルネイ」に約1週間滞在することとなりました。

初めて感じるカラッとした異国の暑さと、誰とも意思疎通がうまくいかない孤独感。
当時の自分がどのくらい英語でコミュニケーションを取れたかはわかりませんが、せいぜい自己紹介と簡単な英単語くらいしか使えなかったんじゃないかと。

この時感じた上手く話せないもどかしさと、もっと話せるようになりたいという貪欲さがその後の海外経験につながったと思います。
そして、宗教、文化、生活スタイル全てにおいて日本と異なる環境に身を置いたこと、10歳の時にこの経験ができたことは、少なくともこれまでの人生にもそしてこれからの人生にも大きな影響を与えるターニングポイントだったのではないかな。と思っています。

ブルネイの結婚式にてホストファミリーと

ブルネイやその他訪れた約15カ国のことについてはまだまだ書きたいことが山ほどありますが、今回はこの辺で!

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