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マーケティング初学者 USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門を読んで#1

『マーケティングってかっこいいですよねー。
私もいつかマーケティング部署行ってみたいなー。』

といったら

『あなたは営業という仕事で既にマーケティングの一部をになってますよ』

と昔マーケティングの部長に言われたことがあったなと、ふと思い出したLilyと申します。

最近コーチングを受けるというきっかけをもとに、自身がやりたいことを深掘りした結果、仕事を通してやりたいことの一つに【マーケティング】があったことに気付かされました。

よって、これからマーケティングを極めるために何が必要か?という活動の1つとして、【マーケティングの本を読み、noteに記す】ということを決めたので、今回初めて投稿しています。

ここで第一冊目に選んだのは、尊敬してやまない森岡毅さんの
【USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門】
です。

noteでは、こちらの学んだことを記させていただこうと思います。



森岡さんはかつてP&Gでマーケティングについて修行された方の1名です。
マーケティングとは、製品やサービスを顧客に流通させる活動のこと。
また、企業がマーケティングの期待する役割は、売り上げを伸ばすことです。

しかしマーケティング部署だけでは売り上げを伸ばせるわなく、さまざまな部署がそれぞれの役割を推進し、初めて【マーケティング】という形になります。

よって、マーケティング部署とは会社の【頭脳】であり、それと同時に、多くの部署を動かす会社の【心臓】ということでした。

その中で今回森岡さんが与えられたミッションは開業後すぐに経営危機に落ち込んだUSJの立て直しでした。

そのUSJが今や人気アトラクションであるハリーポッターや時期ごとの華やかなイベントを春夏秋冬開催しV字回復するまでがこの本にまとまっています。

マーケティングに大切なのは、「どう戦うのか」の前に「どこで戦うか」を正しく見極めること

1:ターゲットの客層の幅

どうやったら客層の拡大ができるのかということを、USJブランドの見直しから始め、結果として、集客エリアの拡大に成功しました。

2:TVCMの質

消費者がUSJの本質的な理由を強く捉えられていないところに伸び代があると感じ、新しいブランドキャンペーンの立ち上げを成功させました。

3:チケット価格の値上げ

現在のチケットはTDRに影響されて安すぎるということ、値段を最終的に決めているのは市場であり消費者であるというマーケティングの考えから、先にブランド価値を上げて値上げを成功させました。

V字回復できた理由

上記のことを行なったのも、考え方の変革を行えたからです。
それは、

USJは消費者視点を大切にして、作ったものを売れる会社から、売れるものを作る会社に変わった

ということです。

ここで出てくる消費者視点というのは当たり前と思われますが、なかなか難しいです。

なぜなら、消費者価値にとって何がいいのかということを必死に考えるべき「外向き」の時間や労力が、どんどん、「内向き」の社内政治に使われていくようになりがちなためです。

ただ、マーケティング(マーケター)とは冒頭でもあったように会社の頭脳であり心臓です。

ですから、社内政治に屈せず、正しいと思ったことに対し、自分起点で周囲を説得し倒して、人が動かすということが重要ということでした。

まとめ

今回はUSJがV字回復できた冒頭のダイジェスト部分をまとめてみました。
こちらの本はとても奥深いので、しっかりと読み進めてまた投稿できたらなと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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