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商売が大好きです!

lilo株式会社代表の堀です。

ここ半年、身の回りでたくさん色々なことが起きて、人生の中でもすごく大変な時期を過ごしました。ちょっと立ち止まって自分と向き合い、大好きなことの一つである「商売」について考えてみました。

私は、商売が大好きです。
私が考える商売とは、モノやサービスを通じて自分以外の誰かに継続的に喜んでもらえる仕組みを創ることです。
私は、人から「ありがとう」って言われること、人の笑顔を生み出していることこそが人生における幸福だと思います。商売は、それを叶えてくれます。

しかし、ただ単に「喜んでもらえるものを考えたらいい」というものではないというところが商売の面白いところです。モノやサービスの品質はもちろん、顧客の本質的欲求、競合他社の存在、供給(生産)の方法、届け方(マーケティング)、資金の調達など様々な面が上手く噛み合った時に、「モノやサービスを通じて自分以外の誰かに継続的に喜んでもらえる仕組み」が生み出されます。また、それらはある一時点の固定ものではなく、時間軸で大きく変化するものなので、まさに難易度の高いゲームです。

(ちなみに、ビジネスの基礎知識やフレームワーク、新しい技術などはたくさんありますが、それは経験を重ねて体得すれば良いこと。それに囚われてはいけないと考えています。)

私が商売をする上で私が絶対に大切にしたいことが2つあります。一つは、その商売に哲学(目的)を策定することと、もう一つは、商売を通じてその商売を一緒に創り上げる仲間を守ることです。

商売に哲学を策定するとは「この事業で粗利を●億円生み出す」という目標のことではなくて(もちろんこれも超重要)、「どういう人にどういう価値を届ける」や「社会をどういう状態にする」といったようなものです。例えば、liloダッチオーブンの事業でいえば、「道具へのカンシャ」をもった生き方を届けるというのがそれに当たります。ただ策定すればよい訳ではなく、それを創る私たち自信が本気でそれを想い、頭のてっぺんから足のつま先までその哲学を信じ、一点の曇りもなくもててるかどうかが重要で、私は哲学こそが商売を行う上で最も大切だと思っております。

商売を通じてその商売を一緒に創り上げる仲間を守ることは、言葉のままです。私は「まもる」という言葉には、優しさと強さがあると思っています。自分の力で大切な人を守ること。商売を一緒に創り上げる当事者である一人一人が、仲間(従業員やメンバーはもちろん協力してくださる関係者全て)を守るということは、それぞれの強い意志と能力がなければできません。例えば、簡単にお客様に「割引」していては、大切な仲間は守れないのです。

この2つを達成できている状態が商売における合格点。さらに、その価値をより多くの人々に届けたり、より多くの仲間を守れるように、拡大を目指していくことでさらに事業として加点されていくと思います。

私は過去に失敗してきました。上に書いたことも達成できないことも多々ありました。

今の私もまだ、ほんの小さくしかできていませんが、上に書いたようなことを常に持ちながら、成長し、会社を大きくしたいと考えています。

(※従業員向けに書いた文章を公開させていただきました。)

堀 勝通

はじめてちゃんと立ち上がった事業「lilo」では、全国の取引店舗様に機会をいただいて、行商をおこなっておりました。


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