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Global Sports Week って知ってますか?(概略編)

突然ですが Global Sports Week を知ってますか?
私は、このGlobal Sports Week にYoung Sports Maker の1人として参加しました。

...っと言っても、皆さんの頭の中には沢山の『?』が浮かんでいるはずです。大丈夫です、この文章を読めば、『?』が『!』に変わります。

Global Sport Week ってなんなのよ??

早速答えていきます。Global Sport Week は今年から年に一回、フランスのパリで開催される『スポーツ、スポーツ産業と社会発展のための国際会議』です。スポーツビジネス、行政、NGO等様々な分野で活躍するグローバル・リーダー達がパリに集い、将来のスポーツのあるべき姿について多方面から考えることがこの会議の一つの目的です。

もう一つの目的というと、このGlobal Sports Week を通じて今まで出会ってこなかったリーダー達とつながり、今存在する社会問題に対してスポーツを通じた解決策を考える機会でもあります。

これは、Global Sport Week のビジョンでも各界のリーダー達が共同することがこれからの世の中を良くするためには必要不可欠であると述べられています。

We believe it’s never been more important for the leaders of global sport, business and society to work together to maximize our collective potential and help create a better future for the world. (Global Sports Week ホームページより抜粋) 

当日はどのようなことが行われたの??

2月の4と5日にかけて行われたGlobal Sports Week では、主に2つのことが行われました。まずはメインアリーナでのセッション。これは、世界のスポーツ業界またはその分野におけるグローバルリーダー と Young Sports Maker が登壇し一つのテーマについて議論していくというものです。テーマはおよそ10個ほどあります。例えば、『21世紀のアスリートのロールモデルとは』や『都市化が進む中でスポーツの役割』等様々なものがありました。Young Sports Maker については後ほど説明します。

2つ目は、参加者に対してのネットワーク形成です。メインアリーナの横に大きなスペースがあり、そこに椅子や机がたくさん置いてある形でした。要はここで、参加者同士で自分のビジネスを売り込んだり、新たな繋がりを作ったりとネットワーク形成の場所がとられています。ネットワーキングスペースの周りには、パートナー企業の出展スペースがあり、商品の販売や商談をすることが可能です。

以下のビデオから何となくGlobal Sports Weekイメージが掴めると思います。

世界的に有名なんですか??

Global Sports Week のパートナー企業や組織は、Addidas や Unesco など誰もが一度は聞いたことがあるような国際的な会社や組織が多く連ねます。全部で48つのパートナー契約がありますが、国際バスケットボール連盟や国際パラリンピック連盟といったのも、パートナーの一部です。これは既にイベントが始まる前から注目が高かったことを意味します。

もちろんフランス政府からのサポートも熱く、フランス貿易投資庁であるビジネスフランスやフランスのスポーツ省もパートナーとして参画しています。当日は、スポーツ省大臣、ロクサナ・マラシネアヌス氏が開会宣言をし、その後メインアリーナのセッションに参加するなどダイナミックに活躍されていました。

以下が2020年のGlobal Sports Week のパートナー企業・組織一覧です。

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そして肝心のイベントでは、70カ国から2000人が参加するなど世界規模で注目が高いものものだと言えると思います。自分が見た限りでは、日本の方も数人見かけました。似たようなものとなると、年一回行われるスポーツアコード国際会議があると思いますが、そのイベント同様に重要なものなっていくと思います。

Young Sports Maker って何なの?

文章の途中でチラッと出ましたが、Young Sports Maker について説明します。これは、Global Sports Week のイベントに向けて作られた、スポーツ界における若手リーダーグループです。世界中から選抜された50名のグループであり、多様な形でスポーツに関わっています。ある人はパリ五輪組織委員会で働いていたり、ある人はパラバトミントンの啓蒙活動を行っていたりと多種多様です。

このイベントにおけるYoung Sports Makerの役割というのは、先ほども書いたメインアリーナでのセッションをその分野のグローバルリーダー と一緒に作ることにあります。具体的にいうと、各セッションごとに3から4人のYoung Sports Makerが参加し、一問だけ登壇者に質問をぶつけることができます。その質問に沿って議論が展開されていくということもあり重大な役割を担っています。

Young Sport Maker という若手リーダー集団の大きな特徴で言うと男女が大体平等な人数であること、五大陸から満遍なく選ばれることがあります。これは、男女や国籍関係なくYoung Sport Makerに選ばれるチャンスがあることを意味します。とは言いつつも、今回初めての開催ということでヨーロッパ圏外(特にアジア)の認知度が低かったこともあり、大半はヨーロッパ出身の若者で占められたと事務局のある人は仰っていました。

まとめ

彗星の如く現れたGlobal Sports Week は今年からパリで始まった『スポーツ、スポーツ産業と社会発展のための国際会議』です。これからも国際スポーツ界において、重要な役割を持つイベントになっていくことでしょう。日本ではあまり知られておりませんが是非注目してみてください。

また、来週の月曜日(6月22日)日本時間22時からSNSを通じて、来年のGlobal Sports Week についての発表があります。是非Global Sports Week をSNSアカウントを是非覗いてみてください。

以下アカウントリンクです。
フェイスブック: https://www.facebook.com/globalsportsweek/ 
ツイッター: https://twitter.com/gswparis 
インスタグラム: https://www.instagram.com/globalsportsweek/ 
Youtube;  https://www.youtube.com/channel/UCLW0kmU-TTcQOapNrYy-SbA 

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