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あとから気づく、過去の選択の正しさ

この前、自分の「師匠的な存在」にメールの返信をしたついでに、約1年前に知人から来たメールを久しぶりに読み返した。

ちなみにそのとき知人には無難な返信をして、それっきりである。仮にNさんとする。

Nさんは私よりも、かなり年下である。だから年上の人として私のことを、「当初は」確かに敬っていた。

そして数年にわたり、すごく良い関係が築けていたと思っていた。しかしいつしか、私を敬う姿勢がみじんもなくなっていることに気が付く。

それどころかNさんは、エゴまみれの自己中キャラへ。

なので離れることにしたのだけど、(なんで……)って思いも強くあった。思い出深いことも多く、Nさんさえ以前の通りならずっと良い関係でいられたのに、と。辛く悔しい思いであった。

でも二度と、Nさんはもとに戻らなかった。

なぜかずっとわからなかったんだけど、私の分析によれば水原一平と同じ理由だと思う。

私に気に入られるため、Nさんはずっと仮の姿を見せていた。だから本性を出して以降、二度と元に戻ることはなかったのだ!!!

もともとよい関係だったのにキャラが全く変わってしまって、どうしても縁を切らざるを得なくなることはたまにある。

私が悪いとか、どっちが正しい間違っているとかじゃない。精神的に未熟だった時ならいざ知らず、大人の人たちにはこういうことは必然的に起こる。

「その人が私に必要なくなった」「お互いの波長が合わなくなった」サインである。その人との関係は、潮時というわけだ。

Nさんから最後に来たメールを、今回改めて読んでみての感想。
「こいつ全然ダメじゃん」って、シンプルに思った……。

Nさんに固執していたかつての自分が、ちょっと不思議なくらいである。

私は自分の師匠的な存在に対して、失礼がないよう&先生のご負担とならないよう気にしながら、でも感謝の気持ちは伝えたいので内容を練ってメールした。

しかしその直後に読んだ、Nさんのメールときたら!(笑)

もちろんNさんにとって、私はそもそも師匠というわけではない。

ただし、私のことを利用したい・動かしたいがため、わざわざメールしてきている。それならば私に対して、いっていの気遣いをしてもいいよね?それがないのだ。

例えばNさんは、私のことに絡めて自分のことをあれこれ書いているのだが、私へのお礼の言葉一つ書いておらず100%自分の自慢なのである。

相変わらずの、自己中キャラ強欲キャラが全開で、「あれも手に入ったこれも手に入った」という報告だけ。相変わらずだなって、こっちは思うだけだよね。

1年前もこのことには気になったけど、読み返してみてやっぱりないなって思った。

しかもこの1年お辛いことが複数あったと、私は知っている。本人も少しは書いているけど、平気なふりをしている。

私との別離だって、いきなりのことだし絶対ショックだったと思う(星で見てみると相当なインパクト)。しかしまるで触れておらず、かえって不自然である。

他にも辛いことが、ぴったりの星で起きているし、普通に考えて相当キツイはずだ。だからこそ救いの手を差し伸べて欲しくてメールしているはずなのに、「楽しくて充実の日々」なんてわざわざ書くのである。

「幸せ」だの「充実」だの盛んに言う人たちは、たまにいる。本当はそうじゃないからこそ、「あえて」断言して「そういうことにする」のである。
本当に幸せで充実しているひとはそれが当たり前なので、いちいち言語化しない。

Nさんはプライドが高すぎる。だから弱みを見せられない。そして本当は、弱くてビビりだと思う。

以前も、プライドの高さを感じたことがある。辛くて私に頼りたいのに、弱みを隠そうとするために、変な言い回しでおかしな日本語になっていた。

プライドが高くて弱みを見せられない人は、結構いる。偉そうにしていて内心ではおどおどしていて、「バカにされやしないか?」と人の評価を気にしまくりなのである。ダサ。

Nさんが私を動かしたいからとて、私のことを立てないのも、プライドが高いから。そのかわりに自慢することで、自分をすごく良く見せて、私に「すごーい!すごーい!」と言わせたり興味をひいて、こちらを動かす作戦だ。

本人はきっと一生懸命だろうけど、逆効果である。

それに私がNさんに「すごーい」っていうのは、そういわれたいのかなと感じるからである。

お勉強は、できるだろう。しかしこれじゃあ心に響かない。

改めて読んで、そんな風にびっくりしたって話である。

1年前より、もっと今は波長がズレているのだろう。あれこれやり取りしていたころが、もはや信じられない(笑)。

だから別離という選択は、当時は深く悩んでしまって円形脱毛にまでなったけれど、やはり正しかったのだ。

またいつか連絡が来て、そのとき相手も成長していたならば、話は別であるが。

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