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3期連続業績の上がらない男が上司に怒鳴られる。次も結果を出せないようならお前の仕事はないと。男は必死の思いで得意先を回り営業するが
全く仕事は取れず得意先でも相手にされない。

とある会社で自分が職を失うかも知れないと話すと、『大丈夫か?何かあったんだね。』
これが本当に相手を思う思いやりだ。

まず、業績が上がらない男の印象として
常にサボっている。
怠慢。やる気なし。叱られても仕方ない。
自分のせい。会社に必要ない。という思いを
抱く。
上司に叱られて次はクビと脅され、
急に得意先を回っても仕事が取れないのは
当然。仕事に対する情熱ではなく仕事を失う恐怖が原動力だから相手に伝わらない。

ところが
ある会社で3ヶ月業績が上がらず
もう職を失うかも知れないと話すと
『君に何かあったんだね。』と声をかけられる。
離婚か病気か子供や親のことか、いずれにしても物凄い精神的なダメージがあって仕事に集中出来ないのではないかと心配される。

業績の上がらない男はやる気のないダメな男だと常に頭で作り上げたイメージが先行してしまいがちだが、そこで何かあったんだねと相手に寄り添うことができたならどんなにその人が救われるだろう。人に優しくありたい。

そう願うサンキューの日
2022.3.9

この世に生まれて学ぶことは
人間関係と経済活動。
自分で気付くこと自分が変わること。
常に今に焦点を置いて生きると。

#人間関係
#楽しく生きる
#サンキューの日


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