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5/19(日)文学フリマ東京38に参加します/参加に至った経緯など

文学フリマ東京38に参加します!

文学フリマとは

作り手が「自らが《文学》と信じるもの」を自らの手で販売する、文学作品展示即売会です。

文学フリマ東京38 – 2024/5/19(日) | 文学フリマ (bunfree.net)

文学フリマとは、例えば小説やエッセイ、詩や随筆などがメインの同人イベントです。「自分が《文学》と信じるもの」であれば特に頒布物の制限がないあたり、幅広い層に親しまれているイベントになります。

参加に至った経緯

学生時代から小説やブログの執筆はよく行っていました。以前に何度か同人イベントに参加させていただき、小説本を頒布した経験もあります。

ですがここ3、4年くらいは仕事が忙しかったり、プライベートでしんどい事が立て続けにあったりと、なかなか創作に気持ちを向けることができませんでした。最近職場が変わり、業務がある程度楽になり時間が取りやすくなったことや、私生活も徐々に落ち着いてきたことから、物書きとしての自分を蘇生するためのきっかけとして、文学フリマへの参加を決意しました。

①印刷所決め

とりあえず参加するにあたってまずは印刷所決め……ということで、以前同人イベントに参加する際お世話になった「しまや出版」様にお願いすることに決めました。

しまや出版様は、キャッチコピーにもある通り同人初心者にも非常に優しい印刷所様で、小説同人誌を作るにあたり何が必要で、入稿までどういった手続きが必要かどうか、Webサイト上で丁寧に解説していただいています。

②表紙絵の依頼

お友達の。゛。゛(ぐでんぐでん)さんにお願いしました。

普段はシンデレラガールズの二次創作を精力的に描かれている絵師さんで、突然の依頼にも関わらず秒で快諾いただきました。

雑な依頼にも関わらず、想像以上のエモさのある表紙に仕上げていただきました。彼に依頼した時点で8割同人誌作りは成功みたいなものです。本当にありがとうございました……!

③本文作成

気合でがんばる、以上。
今回はもともと公開していた短編二作品+書き下ろし一作品となります。
久しぶりの小説執筆だったので、なにぶん手が動かない……が、なんとかいい感じに出来ました。以前は長編も日常的に執筆できていたので、まだまだ本調子は取り戻せていない感覚があります。とにかく予定していた入稿日までに書き上げることが出来て良かったです。

④本文、表紙の入稿

イラストの表紙絵と本文が出そろったら、いざ入稿です。
表紙絵と本文については、既にしまや出版にてテンプレートが用意されているので、それぞれ当てはめていきます。

今回、本文についてはWord入稿を選択しました。既にWordファイルのテンプレートが用意されているので、それに本文を流し込んでいけばおおむね完成です。あとはルビや行間を好みで調整しました。本当は一太郎やInDesignなどが使えればよかったのですが、まだ自信がなかったので、簡単なWord入稿を選択しました。

⑤あとは当日まで

無事入稿が完了しました!入稿後には非常に丁寧な電話連絡があり、原稿の不備がないか、ひとつひとつ確認をしてもらえて安心です。今回は、しまや出版でのサービスにて、一冊事前発送をしていただきました。

実際に本が手元にあると「やり遂げた」って感覚があって脳汁がすげえ。

あとは当日まで準備を進めるだけ。
お品書きと、名刺くらいは作ろうかなと思っています。

久しぶりの同人イベントへの参加ですが、当日まで不備ないよう、改めて気持ちを引き締めたいと思います!

ブース:第二展示場 Eホール | え-34
サークル:404号室の鏡像
 

にてお待ちしています!

頒布物概要

カクヨム2020夏物語(SF・ミステリー小説部門)最終選考作品。
翼竜と出会った少女の奇妙な夏の一幕『青き夏空のプテラノドン』。
鬱屈した思春期を送る少年の夏を描く表題作『怪獣がいた夏の日』。
とある未確認動物を巡る、少年の痛みを伴う青春の傷跡『さよなら、モケーレ・ムベンベ』。
零井あだむが送る、古生物、怪獣、UMAをモチーフにした三作品を収録した短編集。

https://c.bunfree.net/p/tokyo38/37461

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