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🔰能面道 ー初級編ー🔰

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はじめての能面づくりのてんやわんや、師匠の教え、などを楽しく綴っています。
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2022年8月の記事一覧

違いがわかるとはどういうことなのか。見えればあるが、見えなきゃないのと同じ。

結局のところ、見えるかどうか、です。 見えたらわかるし、見えなければわからない。 見えた…

上手くいく・いかないは薄皮一枚の差でしかない話。

師匠に見てもらう時、よく言われる言葉。 「ここ、あと薄皮一枚彫ったら?」 先日もこんなこ…

【続】「選ばれる理由」がわかることの本当の価値を知っておくこと。

前回、なにかを選ぶとき、あるいは選ばれるとき、その理由についてお話をしました。 でも、選…

選ばれる理由、選ばれない理由。

「なんでこれにしたの?」 あれ? なんでだろ。んー、なんとなく? 「あれじゃダメなの?」 …

「能面の神髄、わかりました!!」と思ったら、師匠から驚愕の一言。

これは能面をはじめて3年目ころのお話。 能面にすっかりのめり込んだ私は、せっせと足を運んで…

脚本家が能面師になろうと思ったワケ。

脚本家と能面師、2つの顔を持っています。 「脚本家で能面師です」と自己紹介すると、 「脚…

見失ってはならないのは大事なアレでした。

こんにちは。りり子です。 はじめての時って、簡単なこともなかなかできなくて、もどかしい思いもしますよね。師匠には、能面作りを教わっているのですが、その教えもなんだか人生に通ずるところもあるなぁ、といつも思うのです。 はじめての能面づくり、色々な発見や失敗があったのを思い出しつつ書いています。 この日、師匠から教わったのは、「見失ってはならないもの」でした。 さて、前回の初日は顔の輪郭を「お弁当箱」にしたとこまででした。 顔の輪郭がとれたら次は何をやるかというと、縦型をと

能面作りはまさかのココから!? 

脚本のネタ探しに能面師さんを取材に行って、その日そのまま入門してしまった私。 「ほな、や…