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北と南で違う??『中華料理の種類』

大家好!こんにちは!Lilian中国語スクールです。
今回は中華料理について、お話をしたいと思います。中国は非常に広く、また地域によって食文化が異なるため、南地方と北地方によって分かれています。

中国は非常に広く、また地域によって食文化が異なるため、南地方と北地方によって分かれています。中国では南地方を「南方(nán fāng)」と言い、北地方を「北方(běi fāng)」と言います。秦岭淮河线(qín lǐng huái hé xiàn)という場所を境界線とし、上方が「北方」といい、下方が「南方」といいます。

<南と北の食文化>


・【主食】
「南米北面」
南方は主に米を主食とし、一方北方は麵類を主食とします。
理由として、南方の気温は高く、降雨量が多いため、農産物の稲が育ちやすかったので、米が主食となりました。一方で北方は気温が低く、降雨量が少ないため、農産物の小麦が育ちやすかったという理由で、面が主食になりました。

・【味】
「南甜北咸」
一説によると中国北方の冬季は寒冷・乾燥が続き、昔はほとんどの野菜は冬季を乗り越えることが出来ず、そこで北方の人は野菜などを漬物にして、冬季の際食用していました。その習慣が続いた関係で、北方の料理はほとんど味が濃いです。
しかし、南方気温が適切で、サトウキビなどの甘い植物、果物が栽培されていて、糖類の生産に恵まれて、多くの料理の中に糖類を混ぜて作っていました。徐々に南方の人は料理に砂糖などを入れることが習慣になり、現在に至ります。

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・【外見】
中国では北方の人の性格は豪快というイメージで、実際料理を作る際もそうです。北方の人は複数の食材を同じ鍋に入れて調理します。見映えは少々悪いですが、一度の食事に複数の味を楽しめることができ、満腹になれるのも北方料理のメリットです。
南方の人はその逆で繊細な料理を作ることが多いです。素材の味を活かして料理しているため、量は少なく、味をしっかり堪能する傾向があります。

一方南方の料理は基本的に後から徐々に伝わる美味しさを楽しむことができて、会話を弾ませながら、食事を楽しむ事が基本です。
北方の料理は量が多く、口に入れた瞬間刺激的な味が広がり、味蕾を刺激し、食事を取ることに夢中にさせることができ、エネルギッシュな食事です。

「料理紹介」


<南方料理>
・烤乳猪(kǎo rǔ zhū)仔豚の丸焼き
・糖醋里脊(táng cù lǐ jī)豚ヒレ肉の甘酢餡かけ
・白灼虾(bái zhuó xiā)海老を湯がく料理
・潮州牛肉丸(cháo zhōu niú ròu wán)潮州のビーフ団子

<北方料理>
・北京烤鸭(běi jīng kǎo yā)北京ダック
・臊子面(sào zi miàn)ミートソースタンメン
・炸酱面(zhá jiàng miàn)ジャージャン麺
・肉丸糊辣汤(ròu wán hú là tāng)肉団子入り辛スープ

どれもおいしいものばかりなので是非食べてみてくださいね!

本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

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