人生ランキング。
むかしから、ぼくがひっそり意識していることのひとつが、「人生ランキング」です。
これは、べつに、いろんな人の人生に順序をつける、ということではなく、自分の中で、いろいろなことにランキングをつけていく、というだけのことです。
たとえば、「好きな果物ランキング」とか。
「好きな小説ランキング」でも、「好きな寝る体勢ランキング」でも、「好きな電車の路線ランキング」でも、「好きな数字ランキング」でも、ほんと、なんでもいいんです。
「自分が何を好きか」を意識しながら生きて行く、ということをいつからか大事にしてきました。
たとえば、ぼくの「好きな果物」は、
1位 メロン
2位 柿
3位 バナナ
という感じです。
好きな料理は
1位 ひつまぶし
2位 汁なし担々麺
3位 すた丼
です。ずっと3位は火鍋だったのですが、先日、火鍋を食べようと思ったら、あまりにも辛すぎて食べれませんでしたので、泣く泣く順位を落としました。
コツとしては、「同立○位」などは極力避けるといいと思います。どんな理由でも、ちゃんと順位をつけるんです。
それと、心構えとして、明日には順位が入れ替わっても構わない、と考えることです。
明日には別の答えになってもいいから、今日はこれ!という順位を決め込むのです。
ある日、とてもおいしいものを食べたら、それを一気に1位にしてみる。翌日に、「そうでもなかったかも」と思ったら、6位に下げてみる。
こういうことを繰り返していけば、「淘汰」の作用が働いて、しばらくすると、「自分が本当にすきなもの」が生き残るのです。
もしくは、「あ、自分って意外とこれが好きだったんだな」ということに気づくかもしれません。
ぼくは「好きな果物」における「バナナ」がまさにそれでした。
そんなに高評価を与えていたつもりはなかったのに、なぜか長らくトップ3に入ってます。不思議なもので、落とす気が起きないのです。
こういった発見もあるはずです。
テーマはなんでもいいんです。
理由だってはっきりしてなくていい。
1〜9のなかで、ぼくの好きな数字は、上から
2、9、1、3、7、5、8、4、6
です。
こうしてみると、全体的には奇数の方が好きなんだな、とか、ぼくって、6のことぜんぜん好きじゃないな、とかがわかりました。
もちろん、理由なんてありません。でも、それでいいのです。
それで、自分がいつか死ぬ時には、自分が好きなものを、自分でぜんぶ理解しておきたいなって、思います。
ときおり、自分が何が好きかをよくわかってない人を見かけることもあるので、そういう人には特におすすめしたいです。
みなさんも、ぜひ、この「人生ランキング」、やってみてくださいね。
まずは手元のキーボードを見て、「好きなキー」を決めてみるとか、どうですか?
ちなみに、ぼくは、『G』が好きです。やっぱり位置がいいので!
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