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放課後等デイサービスを開設した想いについて


当放課後等デイサービス「エル放課後等デイサービス」に興味を持っていただきありがとうございます。

エル放課後等デイサービスを運営します株式会社Lilav代表取締役の尾形雅徳です。


弊社は障害がある方やそのご家族が昨日より今日が、今日より明日が良い日になるように、利用者さまとそのご家族のQOLを上げることができるサービス提供ができるよう努めています。

2022年3月1日に杉並区方南町に重度心身障害があるお子さんを対象にした放課後等デイサービスを開設いたしました。

デイサービスの名前は「エル放課後等デイサービス」と言います。「エル」は弊社屋号の頭文字から取っています。また、愛があるデイでLove、人生をサポートするLifeのLなどの意味もあります。

「開設に至った経緯について」
この重度心身障害があるお子さんを対象にした放課後等デイサービスを開設した経緯をお話しすると、2020年の8月に同じく重度心身障害があるお子さんを対象にした放課後等デイサービスを運営するNPO法人かすみ草の早野節子様からお話し伺ったことから始まります。2020年8月は私がまだ板橋区の心身障害児総合医療療育センターで介護福祉士をしながら2021年1月にオープン予定だった訪問介護事業所の準備をしている頃でした。
その時のお話の内容としては、杉並区には重度心身障害児を受け入れる放課後等デイサービスが二ヶ所しかなく、放課後等デイサービスの利用を希望する方たちが充分に利用ができていないこと、そして2022年には杉並区内に住む新小学1年生たちが例年よりも多く、その関係で子どもたちの放課後に過ごす居場所の確保が難しいという話でした。
その話を聞いた私は、これまで特別支援教育に携わった教員としての経験や、筑波大学で学んだ障害について知識や、当大学の相談室で相談員として従事した経験を活かせるのは、こう言った課題を解決するためだという使命感を持ちました。その後、早野様、そして杉並区役所の障害者を担当する方々に「株式会社Lilavが重度心身障害があるお子様の放課後等デイサービスを開設いたします」とお伝えをしました。
そこから2022年3月に開設するまで約1年7ヶ月、区役所の職員の方々、NPO法人かすみ草の早野さま、社会福祉法人八成グループ「八成れいんぼう」の中田さまや井ノ輪さま、NPO法人みかんぐみの村さまやスタッフの皆さまを中心にたくさんの方々からご助言をいただきながら開設を準備を進めてまいりました。

「他の事業について」
2020年に8月に早野さまからお話をいただいて以来、株式会社Lilavは放課後等デイサービスの開設を見据えた運営を行ってまいりました。
「障害がある方が地域、そしてご家族で過ごすことをサポートする」というモットーに2021年1月に杉並区高円寺に重度訪問介護、居宅介護、移動支援サービスを提供する事業所「エルケアステーション」をまず立ち上げました。私、尾形は管理者やヘルパーなどを兼任しながら地域の方たちにサービスを提供させていただきました。しばらくして、ありがたいことに利用者さまも徐々に増えていき、それに伴い一緒に働いていただけるヘルパーさんたちも集まってくれました。現在
、エルケアステーションは元職場の先輩であった近野が福祉人としての使命感を待ちながら、運営面や実際のサービス提供を行っています。私も現在は放課後等デイサービスのない早朝や土日、祝日は訪問などに入っています。
2021年4月には訪問看護事業所を開設しました。訪問看護事業所を立ち上げのは、看護と介護で連携を図り、地域で暮らす障害がある方たちの生活をよりよくしていきたいという想いで立ち上げました。しかし、訪問看護の事業は計画通りに運営が進まず、結果的に他の法人さんに訪問看護の事業を譲渡することになりました。訪問看護サービスを利用する利用者様がサービスを途切らせることなく、サービスを提供し続けることができたのは事業を継承していただいたNPO法人ピクニックケアさまのお引き立てがあったからです。感謝しかありません。

「私の想いだけでは支援はできません」
タイトルにもありますが、私には「困っている方がいれば助けたい」「人を幸せにしたい」という想いや「障害がある方やそのご家族の生活をよりよいものにするためのサポートする」という使命感を持って会社の運営を行なっています。しかし、私の想いだけでは困っている人を助けることはできませんし、人を幸せにすることはできません。やはり、私と同じ、またはそれに近い想いを持った方がいなければ福祉サービスを必要とする方たちに届けることができません。わたしたちは一緒に福祉という世界で働いていただける方々を常に探し続けています。その方たちがいなければ困る人たちがいます。そういった方たちをわたしたちの力で救えるようにご協力をお願いいたします。
放課後等デイサービスにおいては、看護師さん、保育士さん、児童指導員さん、ドライバーさんの数が充分ではありません。お子様たちが安全に過ごすことができるために、上記した方たちのお力が必要です。どうかお力をお貸しください。

株式会社Lilav
代表取締役 尾形雅徳

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