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納豆ごはんでいいよ、の力

私は娘たちが0歳、1歳の頃から保育園に預かってもらって働いてきました。

その後離婚もして、もっと稼ぎたいという想いも強くなって、子が小学校3年生が終わるまで使える会社の時短勤務制度を早く切り上げて、仕事を頑張りました。

娘が年長~小学校1年生あたりからコンビニご飯、外食が異常に多かったと思います。

私がイライラしないで済むことが最優先でした。

ある時、
「ごめん、今日もご飯買っていくわ」って言ったら
あまり文句を言わない長女が、
「えー、また、、、」って言ったのです。

私は
「だけど、買っていかなかったら納豆ごはんになっちゃうよ。」
って笑いながら言いました。

そしたら長女は
「納豆ごはんでいいよ。」
って言ったのです。

衝撃でした。

納豆ご飯でもいいから、炊きたてのごはん、もっと言ったら、私のつくったごはんを食べたいという幼い娘の小さな主張でした。

その日は結局納豆ごはんとお味噌汁にした気がします。

今も相変わらず仕事で遅くなったり疲れていたりすると、手作りを放棄します。
だけど、「晩ごはんどうしよう」って迷う時、このことが頭の片隅にあってひとふんばりする後押しになっています。

最近とてもよく食べる長女は中学生になり、近頃は
「買わなかったら納豆ごはんだわ、、」って言うと、「えー、じゃあ〇〇」とコンビニのごはんを指定してくることもあります。

色々やりたい母で、子どもたちにはありがとうとごめんねがいつも入り交じってる。

親子って言うよりチームみたい。
いつもありがとう。


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