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KINGCOの王様!福田商店さんにお邪魔して来ました!!!

はい、こんにちは、ライラックオーナーのゆきです。

今日はタイトルにある通り、シーシャ屋さんなら、シーシャを一度でも作ったことがある人ならお馴染みのシーシャ炭『KINGCO』の卸業者さんでもある「福田商店」さんにお邪魔して来ました!!!

あの赤い箱、皆さんお馴染みですよね。見るだけで安心するー。

そう、炭がなければシーシャは吸えぬ、な訳ですが

実は『KINGCO』の読み方って『キンコ』なんですよ。ずーっと『キングコ』だと思ってたんですけど、キンコなんですよね、皆さんどうぞお見知り置きを。

何で突然福田商店さんにお邪魔したかと言いますと

フレーバーとかについて勉強はしてるけど
炭について、自分何も知らなくなーい?????


と思い立ってしまいましてですね…。

というわけで行って来ました!福田商店さんの配送センター。場所は川崎なんです。

優しい福田商店さん、駅までお迎えに来て下さいました、感謝感激。。。
こちらが福田さん

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優しいお人柄は配送の問い合わせ等で皆さんお気づきかと思いますが、若造の私にも丁寧にご対応くださる、本当に素敵な方です。
福田商店さんは代々炭を販売されているようで現社長様で三代目、だそうです。凄いですね。

さて、肝心の炭の配送センターですが

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えげつな。

全部炭。そりゃそうか。
赤い箱は大好き、キンコ。その他は備長炭など沢山の種類の炭があるのがわかります。

「どんな種類の炭を取り扱って…」
…ウィーン…

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はい、仕事がお早い!!早速扱ってる炭の一覧をリフトで持って来て下さいました。沢山ありますね。

上段はは白炭(シロズミ、ハクタン)、下は黒炭(クロズミ、コクタン)
上段の方が基本的には品質の良い物だそうで、作り方や炭を燃焼する時の温度で品質の違いが生まれるそうです。
1.国産備長炭
2.中国産備長炭
3.中国産備長炭
4.ベトナム産白炭
5.マレーシア産白炭
6.国産黒炭
7.ベトナム産黒炭
8.おが炭
9.ココナッツ炭
10.ラオス産白炭

沢山の種類の炭がこの世には存在することが分かりました。凄い。
ちなみに炭のサイズでもまる・きり丸と呼び方も色々あって面白い。

そもそも炭って何?
という方に。炭は密閉した空間で素材を燃焼させる事によって素材の炭素だけを残したもの。その時の素材の炭化率が高いものが上質な炭と呼ばれるわけですね。

原産地はマレーシアや、インドネシア、中国、日本等
色々な国で炭が生産されていることがわかります。
ちなみにオガ炭は木屑を固めて炭にしたもの、ココ炭はココナッツの殻とデンプンで成形した炭の事で不純物は使っていない、との事。安心ですね。

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ここからは営業の日下部さんもご一緒してくださり、炭を早速焼いて下さいました。

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この距離でも熱を感じます。備長炭は最高温度900度まで行くそうです。
凄いですね。素手ではとてもじゃないけど触れません。シーシャ台を勝手に移動さないで!!とシーシャ屋さんが口酸っぱく言う理由も分かりますね。
倒して、炭がお客様に落ちたり、床に落ちたりしてなんかあったら大変だ、こりゃ。

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日下部さん「炭が燃えるのを見てると安心しますね…」
福田さん・ゆき「…はい…」

はい、みんな変態ですね。

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と言う事で、早速シーシャを作らせてもらいました!
今回使用したのはAl-waha eliteのHOT&COLD
ブルーベリー・グレープ・ミントのミックスフレーバーです。
本当はダブルアップルとかでも良かったのですが、実はもうお店で作ってめっちゃ美味しい!!という事が分かっていたので高温、低温ではっきり味の違いが出やすいこのフレーバーを今回はチョイスしてみました。

今回は折角なので二種類の炭で。
①お馴染み『キンコ』
②マレーシア産『白炭』

???白炭と備長炭って一緒じゃないの???
と疑問がある方もいらっしゃると思うのですが、説明します。
純度の高さで言うと(ここでいう純度は炭化率の高さを言います)
備長炭>白炭>黒炭、の順だそうです。
ちなみにココ炭は黒炭の部類に入ります。

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こんな感じ。

しっかりと焼けたマレーシア産白炭を二つ乗っけました。
蒸らし時間は4分ほど。
さてさてお味は…


何これ美味しい…!!!!!!

え、これいつものあのフレーバー?めっちゃ味が綺麗なんだけど、何これ。
驚きを隠せないゆき。
折角なので福田さんと、日下部さんにも吸ってもらいました。
こちらがシーシャを吸う福田さん。

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吸ってみてもらった感想ですが、画像から感想をご想像ください。

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!!!!!!!!!!!!美味すぎる!!!!!!!!!!!!!

ちょっと美味しすぎますね、ナニコレ。
味がクリアでして、もうたまらん美味しい。かつ、ココ炭より炭化率が高いから、という事ですが、クラっとする感じが一切無いんですね。本当に。
ありえないくらい綺麗な味が出ます。

また熱の保有率が高い為、味がとても安定しています。素晴らしい!!!

これは、単純に炭のせいなのか?
疑問に思ったので早速いつもお世話になってるキンコに変えてみました。

味がくもった…。

何で??????????
その時、ふと営業中にトップを下から吹いた時に口に炭が入ってしまった経験を思い出した私。

「そういえばあの時しょっぱかったな…」

ゆき「福田さん!!!!ちょっと灰、舐めても良いですか・・・・!!!!!!!」

福田さん「ゆきさん、灰舐めるんですか!!!!」

ゆき「灰、いや、ハイ!灰舐めさせてください・・・・・!!!!」

しばし沈黙する3人・・・。

ゆき「味が…しない…!!」
福田さん・日下部さん「……………!!!!!」

なんとですね、白炭は灰が味がしなかったんですよ。
それで気になりまして、ココ炭を舐めたら案の定しょっぱい

しょっぱい原因としては海に囲まれた場所でココ炭が作られることが多く、ココナッツの殻を成形する際のツナギの味なのでは、との事。

これは驚愕の事実でしたね。
アルミの穴から落ちたであろう、微量の灰がフレーバーの味を邪魔していただなんて…!!!

これはとてつもない発見でありました。
シーシャ白炭で作るとそりゃ美味しいよな、、感動です。
もう世界のシーシャ全部備長炭で作れば良いではないか!!!と思ったのですが、全世界の全部が白炭や備長炭になってしまうと供給用の生産が間に合わないそう。天然物ですし、難しい問題ですね。

あと、純度の高い炭は割れにくいので火力調整が難しいです。
小さい炭、足したいな、そんな時は自然に割れた炭を足すことしか出来ないので温度調整が難しかったです。(割れにくい方が炭化率が高く品質が良いので、難しいですね。めちゃくちゃ頑張って割ろうと思えば割れそうな気がします。)
なので最後はターキッシュリットを外して直炭で吸いました。

結局2時間近く、炭を変える事なく吸えてしまい、気軽な気持ちでお邪魔したもののめちゃくちゃゆっくりしてしまいました、すみません!!!最高!!

と、いう事で。
気軽な気持ちで遊びに行ったのですが、沢山の収穫がありました。

炭が沢山の国で作られている事、沢山の種類がある事、備長炭・白炭・黒炭がある事、それぞれの炭の特徴があり、炭によってフレーバーの味が変わる事!!!

お勉強になりすぎたことがありすぎてちょっと1人では勿体無かったので
興味のある方は今度私と一緒に福田さんにお邪魔しましょう!!

今度は全部の炭でダブルアップルを作りたいな…

そんな気持ちになる、1日でした。

今回は急なお願いであるにも関わらず、快く受け入れてくださった福田商店様、
本当にありがとうございました!

みなさん、炭を買うなら福田商店さんで。
なんと最近はBASEのショプも開設されたそうです。
(炭はライラックで買ってね!!!笑)
炭の普及に熱い思いをもち、抜かりのない福田商店さん

これからも沢山シーシャを普及させるよう頑張るので、沢山炭を買わせてください。
今後ともよろしくお願いします!


どうもありがとうございました!

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http://www.binchotan.co.jp
会社概要
商 号
株式会社 福田商店
創 業
1950年(昭和25年)1月
設 立
1975年(昭和50年)7月11日
代表者
代表取締役 福田 貴久
本 社
〒212-0012 神奈川県川崎市幸区中幸町2丁目42番地
Tel. 044-511-7251  Fax. 044-511-7932
配送センター
〒143-0006 東京都大田区平和島5丁目6番25号
Tel. 03-5753-5815 Fax. 03-5753-5816

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