備蓄≠買い占め
『備蓄』と『買い占め』は違うのですが、『備蓄をしよう!』と言うと、買い占めに繋がるので良くないのでは?煽っているのでは?と誤解されがちなのが難しいところでもあります。
私の思う『備蓄』と『買い占め』の違いは、
『備蓄』
=《平常時》に計画的に必要な量だけ買い足す行為。
・いつも使っているものを少しずつコツコツと備える。
・ポイントデーや特売の日に買えるので、金銭的にも負担抑えられる。
『買い占め』
=パニック買い
=《有事が起こってから》、無計画に必要以上の量を買う行為。
大勢の人が一斉に又は1人が同じものを大量に買う行為。
・品切れなどにより、使い慣れたものが買えず、品質の良くないもの、使用感や味の好みが合わないものを買うこともある。
→買って満足し、その後使わずに放置しがち
・値段が釣り上がり、金銭的負担も増える。
《備蓄と買い占めの違いは》
①買い物のタイミング
・平常時か有事が起こってからか
・自発的かTVやSNSなどの情報を見てから慌てて動き出すか
②計画的かどうか
③必要な量だけか、必要以上に大量に買うか
④時間をかけて少しずつ整えるか、短期間に急ごしらえ的に買い集めるか
⑤一度にかかる金銭的負担の大きさ
特に食品や期限のある生活用品(電池やカイロ、ガスボンベなど)の場合、一度に大量に買ってしまうと期限も同時に迎えることになります。
もし消費出来ずに処分することになれば、それを手に入れるために費やしたお金も労力も無駄にすることに。
→平常時のうちに、少量を時期をずらして買う方が期限もずれてリスクの分散ができる。
購入するときは、期限内で消費できる量かまでを考えて買うことが大切。