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猫のうずは、天使になりました。(FIPドライタイプ)④不思議なお話


これは、私が感じただけのお話です。
事実かどうかを確かめる術はありません。
それでも、私には大切なことなので、あえて記録のために載せさせてください。


うずのお役目


私は時々、守ってくださっている存在のメッセージが聞こえます。
ふとした時とか、あるいは伝えるべき人がいる時などです。

うずの調子が悪くなったとき、私は何度か通信を試みていました。
でも、よくわかりませんでした。

あとになって、その理由が分かりました。
私が、うずに生きてほしいと強く願っていて、そうではない可能性から目を背けたかったからです。
執着があったので、聞こえなかったのかもしれません。

そのせいなのでしょうか。
私が、うずの命がもう長くはないことを覚悟した時、急に声が届きはじめたのです。


以下は、その内容です。


うずは、お前たち家族のために、その役を買って出てくれた。

お前たちは、子どもが一人だ。
他のように、きょうだいが多い家で学ぶたくさんの感情の揺れ、悩み、学びを、同じように味わうために、うずはあえて短い寿命で生まれて、その役目を果たすために来た。

お前たち夫婦と、子どものために、うずは来てくれたのだ。
子どもが小さいうちに一生を共に過ごし学べるように、短い寿命で生まれたのだ。

うずは、生まれ変わってまたここへ来る。
今度はじょうぶな体で、真っ白い雌猫として。


私は、うずは来た時から天使のようだと感じていたのですが、これを聞いて確信しました。
うずは、本当に天使なのだと。

最初は、この話を家族にするか悩みました。
目に見えない世界との通信は、信じてもらえないと思ったからです。

でも、あえて話しました。
うずが、あまりにも短い寿命だったからです。
「うずが可愛そう」という気持ちを、少しでも和らげてほしいと思いました。


夫は、「俺も、うずは俺たちに勉強させるために来てくれたんだと思ってたよ」と言いました。

息子は素直なので、そのまま信じました。

これを読んでくださっているあなたに、信じてくれとは思っていません。
ただ、私自身の覚書として、どこかに書き記しておきたいと思いました。


走っていったのは?

うずが天使になった日の夜のこと。

私はふだん、亡くなったばかりの人や生き物のエネルギーを捉えることは、不得意です。でもなぜか、うずは感じる時があるなあと思っていました。
もしかすると、天使っぽいエネルギーだからなのかもしれません。
もちろん、気のせいなのかもしれません。


息子はうずが天へかえった日、ずいぶんたくさん泣いていたのですが、急に泣き止みました。
どうしたのかと聞くと
「うずの声がした。元気だったころの」と。

空耳ではないかと言いましたが、絶対だと言い張ります。
それならそれでいいと思いました。
いつまでも泣いてばかりいたから、心配して声をかけたんだと思います。
友人にも、そういう子がいましたので。


その翌日、夕食の前。
いつも、猫たちに夕飯をあげてから食べはじめるのですが、うずはもういなかったので、チャロにだけあげました。(うずのご飯はそなえてありました)



私が席についた時、ふと、うずが自分の部屋へ走っていくイメージが浮かびました。
「ご飯食べにいったんだな」という気がしました。いつも、チャロの次にご飯をもらっていたからです。

もうガツガツ食べられるんだな、よかった、とうれしく思いました。勝手な思い込みかもしれませんが、そう思ったのです。

その時です。
息子が「うず、走ってた」といいました。


ふだん息子にあまりそういう話をしない私ですが、思わず「走ったよね!?」と言ってしまいました。

さて、二人とも同じ瞬間に感じたこれは、気のせいなのでしょうか。


私は、気のせいなら気のせいでもいいと思っています。
自分の仕事柄かもしれませんが、イメージが大切だと思っているからです。

この本にもたくさん書いてあります。

「ペットの声が聞こえたら」
このシリーズ、ご存知ですか?
ペットを飼われている方なら必見の本です。
私もですが、息子もペットロスをかなり癒してもらっています。


精一杯、一緒にいたいと思ってくれた


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うずは、一生をかけて、私たち家族と一緒にいてくれたのだと思います。
それはとても苦しいものだったかもしれない。
でも、うずは私たちと、なるべく長く一緒にいたいと思ってくれた。
私は、そんな気がしています。

それほどまでに、長く頑張ってくれました。

そして、病気だったにも関わらず、最後はまるで野生の動物のように、自然に亡くなっていきました。


うずだけではありません。

きっと、皆さんのおうちの子たちも、そうなのです。
一生をかけて、そばにいようと思ってくれているのです。
どうぞ、大切に、最後の一瞬まで、愛してあげてくださいね。

そうしてもし先に逝ってしまっても、必ずまた会える日が来ます。

私も、今からうずに会うのが楽しみです。


最後までご覧いただき、ありがとうございました。
本当に本当に、ありがとうございました。



ただただ、読んでくださったあなたと、愛するうずに、感謝です。


最後の続き↓







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