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手の届くところ、届かないところ


写真は近所の
カフェゲオルクさん。
(本文とは無関係ですが美味しいので💖)


いきなりですが

「ああ、アンバランスな方向へ行っちゃってるんだなあ」


そういう方は、
ときどきお見掛けします。

たとえば、
SNSの投稿とかなら。

言葉とか、
雰囲気とか、
いろんな端々から
感じるものがありますよね。

「あ、そうなの……?」
 とか
「あ、ありゃりゃ……?」
 と感じる。

あなたも、
ありませんか?
そういうこと。

でも、それが
直接会うことのない
方だったら?


そうです。
何もしてあげられません。


投稿とかすら
お見掛けしない相手だって
いらっしゃいます。

たとえば、
噂で聞くだけだったりとか。
「最近会ったらこう話してたよ」
というまた聞きとかね。

そういう方にも、
もちろん、
私が何か
できるはずがありません。


もし、お節介して
「最近、大丈夫? バランス崩れてない?」
と言ったところで、
余計なお世話でしょう。
むしろ反感を買ったり
逆に意固地になったり
する方もいらっしゃいます。

そうなんです。

自分以外の人に対して、ひとは、何もしてあげられないのです。


ちょっと前に聞いたお話とか。

「さやかさんのとこオススメだよ。行った方がいいよ」
と背中を押した方から
あとでお聞きしました。

でも、結局その方は
最後までうちには
いらっしゃいませんでした。
ご縁がなかったのでしょう。

そういう方には、
私は無力です。
当たり前ですが。


ヒプノセラピーを受けたことがある方は

「ヒプノセラピー最高! おすすめだよ!」

と、お友達やお知り合いに
オススメされることがあります。

ですが、そのお相手が
そういう気分でないときは
むしろ「逆効果」
だったりするんですよね。

「この人、私のこと【今のままじゃダメ】って言ってるんだわ」
とか思っちゃう方も。
勧めた方にそんなつもりはなかったりするんですが。


私自身も、ときどき思います。

「ああ、この方が来てくださったらなあ。 何かお手伝いできるかもなんだけど」

でも、思うだけです。
こちらから勧めることは
一切しません。


自分の手が届く範囲のことしか、人は手を出せないのです。


その代わり、心を開いてウチに来てくださった方には……

心を開いて、その奥を見せてくださった方には……

私は全力で、お手伝いしています。


もちろん、そういうときですら
余計なことは言いませんけどね(笑)

裏を返せば

質問があるわけでもなく、私のところに直接来られるわけでもない方には、私は絶対に手も口も出さない。

ということでもあり。
当たり前なんですが、
余計なことは
しちゃいけないんですよね。

以前書いた関連記事



今日のひととき💖


お休みを満喫したときのランチ💖


何が言いたいかというと、

人は、自分のことを懸命にやって、自分の足でしっかりと立ったときに、その手の片方で、ようやく誰かを手伝える、ってことです。

両手は使えない。
片手ぶんです。

そして、
自分の足で地面に立てていない人は、そもそも人に手を貸すことすらできないってこと。


自分の足で立てていない人には頼れないし、頼っちゃいけないんですよね。

同じように、

両手を使って、自分を置き去りにして、人を助け起こして延々と手伝ってもいけないんです。


見守るって、難しい。


こういうふうなことを思うと、私はいつも、ガイドさんたちの気持ちに思いをはせてしまいます。

どれだけの忍耐なのか。
どれだけの愛なのか。
どれだけの思いやりなのか。
どれだけの信頼なのか。


敵わないなあ、
と笑っちゃいつつ、
少しでも近づきたい、
といつも思います。


今日はそんなことを
改めて思った日でした。


最後までご覧いただき、ありがとうございます✨

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