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【詩】春夏色

春の風に桜が乗らなくなって
代わりに僕や誰かの憂いが乗る

日差しが隠れて雨が降り
乾いて割れた唇が湿る

春の終わり期待して
夏の訪れに不安になる

季節の間に揺蕩う気持ちの色は

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