#武将列伝〔柴田 勝家〕

打撃 86
統帥 84
智賢 65
内治 67
魅力 79
義心 83

〔史実〕

織田家普代の家臣であり、織田家筆頭家老。
〔瓦割り柴田〕の異名をとる。

織田 信長が、未だ尾張統一半ばだった頃、
信長の実弟 織田 信行に従い、信長へは度々謀反を起こしている。

その後は心を入れ換え、信長への忠節を貫いた。
戦場では常に勇猛果敢に戦い、信長を支え続けた。

本能寺の変にて、信長が明智 光秀の裏切りに遭い自刃したが、
同僚の丹羽 長秀や、格下の羽柴 秀吉に先を越されてしまい、
主君の仇討ちの戦いには、参戦が間に合わなかった。

織田家のその後を決める清洲会議では、三男 信孝を担ぎ、
三法師丸を担ぐ羽柴 秀吉と、織田家の主導権を巡って争うも、
清洲会議は、重臣 丹羽 長秀の取りなしによって、
幼年の三法師丸を、織田家当主とする事に決まってしまう。

もちろん後見役は、秀吉その人である。
この時、織田家随一の実力者が決定した。
それと同時に、勝家と秀吉の対立が決定的となった。

北近江の戦国大名 浅井 長政との死別から未亡人となっていた、
信長の妹 お市を妻に迎える。

秀吉との直接交渉によって、近江 長浜城を手に入れるものの、
秀吉軍の行軍の速さと雪将軍の前に、後手を踏み続けた。
長浜城主に任命した養子の勝豊は、
秀吉側の調略によって、あっさりと寝返ってしまった。

織田 信孝、滝川 一益ら柴田派の武将たちが次々と討たれるも、
猛将 佐久間 玄蕃の破竹の進撃もあり、優勢に戦いを進めるも、
秀吉軍との決戦の地 賤ヶ岳の戦いにて、全軍総崩れに陥った。

燃え盛る北ノ庄城にて、お市と共に自刃した。
お市が連れてきた3人の娘たちは、密かに城を脱出した。

〔補記参考〕

麾下の武将たちからは、慕われる事が多かった人物。
上司の勝家と、親友の秀吉が相争う事になってしまい、
板挟みになった前田 利家は、さぞかし苦悩を極めたに違いない。

〔空想宇宙〕

織田家に仕える武将。柴田 権六。











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