見出し画像

映画🎞️花束みたいな恋をした



映画が公開した頃
コロナで世界中が混乱のなか
何度も観に行った。

私にもこんな恋があったからだ。

その相手は別居中の旦那でもない。

小学生の頃に出会った幼馴染だ。

映画のような始まりではなかったが。
私と彼は児童養護施設で出会った。

そこはまた別の時に書こうかな。

学生から社会人への移行時。
絹ちゃんは子供だ。
麦くんの気持ちがわかる。
ココロを失った麦くん。
みた人のコメント欄をみてみる。

この映画の意図はわからないけど。

絹ちゃんはしっかりバイトから社員になる為に
資格をとって面接もいってレールの引かれた社会人になったよ。
そこから経験して。
好きじゃない仕事をして
日常にココロをなくし、それが大人になる事なのかな?それは違うな。
そんな時出会った会社の社長。
こんな世界があるんだ。絹ちゃんの合った世界がそこに合っただけだ。

私がそうだった。

人にはそれぞれの生き方がある。
それをダメとかよいとか子供とか大人とか
区別をする権利があるのだろうか。

社会人としての当たり前。
人としての当たり前。
これをベースに守れたら
その人がどんな仕事をしてお金を稼ぎ、自分の時間を使っても赤の他人が文句を言う必要はないと思う。

寧ろ麦くんの方が余裕なくなって
傷つけてばっかりだった。
それでも絹ちゃんはそっと見守ってたよね。
会社の付き合いで人脈が広がりそちらばかりに気持ちが向く麦くんのことも応援してたよ。

麦くんが絹ちゃんとの時間を取れなくなった事で守れない約束をして絹ちゃんが不満をだす。
これってどっちも悪いわけじゃなかったと思うし。
だって普通にあるでしょ?
こんな事。

家庭もって子供できたら余計。

更に言えばドタキャンばかりになったら
相手に期待しないで暮らす事を考えてく。

期待してもドタキャンばかりなら
初めからドタキャンするなと思って考えて行動した方がお互いの為だ。

後に知った幼馴染の気持ちは。
嫉妬だった。

あんな風に私も幼馴染に言われプロポーズされた。
遊んでいたかったわけじゃない。
彼の稼ぎで生きていたいわけじゃない。
仕事をし、空いた時間をどんな風に過ごしても構わないのではないのか。

幼馴染は自分ばかりがしんどいのが面白くなかった。

きぬちゃんは麦くんにおんぶに抱っこだったわけじゃないし寧ろ、麦くんがのんびりしてても絹ちゃんはバイトしてたよ。

自分のことは自分で。

そして、麦くん。

麦くんは不器用なんだろうなーって思った。
そして誰より周りの目を気にしてる。
オトコだから全て責任を。
やりたい事もうまくいかなかった現実を目の当たりにして。
その隣で自分を保ってる絹ちゃんにイライラしちゃったんだろうなって思った。

私と幼馴染はそうだったから。

同じ事を言われた。

私と幼馴染が同棲したころうちの家族に
反対されていた。
幼馴染のママは寧ろ、側にいてほしいって
お願いされた。彼を。

幼馴染の方がやりたくない事はやらなくてもいい。そう言っていたのを思い出す。
私も幼馴染も地方出身である。

集団面接も初めて経験した。
自分の価値の無さにズタボロになった。
田舎ではこんな扱いをされた事がなかった20歳の私はココロがズタズタだったけど。

幼馴染が様子がおかしい私を察知してあーやって
走ってきてくれたっけ。
懐かしい。
だから私、頑張ろうって思ったんだ。
幼馴染とのことを認めてもらうために。
生活を続けていくために。

幼馴染もだから頑張ってくれたと思うけど。
彼も都会の洗礼にココロ痛めてたと思う。

私と幼馴染は同じ景色を同じ場所でずっと隣で見続けてきてたから。
隣に居る事が当たり前だったし
ずっとそうやって生きていくと思ってた。

バイトして無責任にふわふわと生きて行く事って意味じゃなかったと思うな。絹ちゃんの発言は。

話がまとまらなかったけど笑

最後の再会した時の2人。

素敵でしたね💓笑

きっとあの2人はずっと
どこかでまた再会してケンカしながら
もお互いの成長を見守って生きてるような気がします。

映画の世界だけど
どこかにいそうな二人でしたよね👫

一視聴者として。

それぞれの幸せを生きて
花束💐で溢れた人生であります様に。



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?