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#90 サマー・バケーション

【往復書簡 #90 のやりとり】
①(6/29):泖〈負けてたまるか、夏はたのしむって決めたもんね〉
②(7/1):くろさわかな〈🍻~☆
③(7/4):及川恵子〈大自然が呼んでいる〉

大自然が呼んでいる


梅雨が明けた途端、夏が容赦なく自己主張をしてきてまいっちまいますね。
夏生まれ&夏大好きな私もこれにはドン引き。
でも、強引に夏に連れて行かれるこの感じは嫌いではありません。

そんな今年の夏は、アクティブに動きたくてソワソワ。

まずは、夏が来るたびに長年やりたいやりたい、やりたいと思い続けていたSUPに挑戦したいと思っています。
できれば友達を誘って行きたいと思っていたけど、友達がいないのでもうひとりで行きます。体験教室にひとりで行ってやる。
体幹も別に鍛えられていないし、きっと海に落ちるでしょうね。
それでもゲラゲラ笑いたい。それくらいが夏にはきっとよく似合うでしょう。

そしてもうひとつ。
磐梯山を眺めに行きたいです。

数年前に撮影した、夕日を背にした磐梯山

山登りにもトレッキングにもまったく興味がない私ですが、磐梯山の姿には子どもの頃からなぜか惹かれていました。
お二人には説明不要かもしれませんが、磐梯山はこの写真のように表(南側)から見る雄大な姿もいいけど、真のかっこよさは“裏磐梯”と呼ばれる北側から見た姿だと思うのです。
あのゴツゴツした、剥き出しで、人を寄せ付けない凄みと力強さというか。
初めて自然を「かっこいい」と思ったのも裏磐梯の姿でした。

そんな磐梯山に、今年の夏は会いに行きたいと思います。
山に会いに行くとか言っちゃって…、へへへ…なんか…こっぱずかしいな。

行って何するでもないけど、とにかくあの姿を生で見たい。
カーッと晴れた青空の下で、磐梯山の姿をひたすら眺めたい。
それだけで十分。
調子が良ければ、きっといつも以上にきれいな碧に輝く五色沼に行ってみようかしら。

あ、あともうひとつ、夏に大事なことを忘れていました。
今年の夏は、絶対に村田町の道の駅でとうもろこしの「味来」を買います。買ってやります。なんでいつ行っても売り切れなんだよ…。
甘いとうもろこしを食べてこそ、夏ってもんですので。

及川恵子