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ゆらり『ある日突然、慢性疲労症候群になりました。』

私が線維筋痛症になって、最初に購入したマンガです📕ご本人の体験談が描かれた内容で、経験されていることは過酷そのものですが… 登場人物がかわいい動物で描かれていて、とても読みやすいです!身近に関連する病気の方がいたりして、実情を知りたい方にはオススメです👀

主人公のくまさん🐻は、慢性疲労症候群になり、その後線維筋痛症や化学物質過敏症も併発します。そんな中で、家で一生懸命マンガを描く様子や、外で働く大変さ、周囲に理解されないエピソードなどが描かれています。また、身体手帳や障害年金を申請した時の様子も記載されており、参考になりました。

印象に残っているのは、周囲に病気を告げたエピソードに関する4コママンガ。告げられたうさぎさん🐰は、少しでも前向きにしようと「命に関わる病気じゃなくてよかったね」と言います。そこでは何も言い返さないクマさん🐻ですが… 帰宅してから布団の中で色々考えることに。生き地獄ともいえる生活なのに、よかったねと言われるのもなぁ…と。

実際、私も考えてしまった経験があります。どうせ病気になるなら… 一生この身体で過ごすくらいなら… 余命があった方が……

今では、どんな病気も障害も善し悪しをつけるものではないと思えています。同じ病気になったとしても、本人の性格や環境によって感じ方は違うし、苦労も異なる。共通して辛いこともあるけど、自分ならではの困難もある。自分の方が… あの人の方が… 比べている限り、幸せになれないと思っています。

とてもリアルな日常が描かれていながら、可愛くポップに表現されている作品です☺️私はKindleの電子書籍で購入しました!同じ病気の作者さんへ、少しでも力になれれば幸いです🐻

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