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vol.004|私がお肉を食べなくなったわけ

2017年の5月頃、身体の不調を感じたことをきっかけに、私は食事からお肉を抜きました。

ベジタリアンのように聞こえるかもしれないけど厳密にいうと私はベジタリアンではなくて、ペスカタリアン。でも完璧なペスカタリアンでもなくて、もしかしたら、スード・ベジタリアン(またはセミ・ベジタリアン)というカテゴリーの方があっているのかもしれない。だけど、いちいち部類分けをする必要はないと思う。

自分が快く生きられるのならそれに越したことはないと思うから。

今回は私がペスクタリアンの食事をするようになったきっかけやその経緯など、付箋します。

内容のまとめ:
・きっかけとその経緯
・その後の調子
・タンパク質不足
・周りの反応
・「ペスクタリアンな食事」とは

きっかけとその経緯

ある日突然身体の、腎臓部分が痛いと感じたことがきっかけです。

もともとお肉が得意ではありませんでした。
家族で焼肉を食べに出かけても、二、三切れ食べて終わり。あとはご飯ものでお腹を満たしていました。

実家暮らしをしていた時は母が毎食タンパク質を取り入れることを重要視していてお肉を出してもらっていたのですが、大学2年生になって自炊が始まると、お肉をほとんど買わなくなってしまったんです。

そんな中、大学3年次からお肉の消費大国、オーストラリアへ留学に行きました。

行ったのが2月ということもあって、夏バテをしていてたくさん食べられなかったけど、徐々に食欲も戻って、食べるようになると寮食で提供されるお肉の量を一人で食べていたんです。

日本にいた時の何倍もの量を口にしていたと思います。

そんなある日、それは5月くらいだったかと思うのですが、腎臓辺りが痛いと感じ始めました。背中をまっすぐにして立つこともままならない状態になりました。

そこで色々調べて、試してみたんです。

食べすぎなんやないかと思って食べる量を減らしてみたり、炭水化物の取り過ぎかもしれない、と減らしてみたり。

でも、ダメやって。

それでたどり着いたのが、お肉やタンパク質の消化は腎臓が関係しているという事実。

前からビーガンの料理動画をみていたりしたので、ベジタリアンについて調べてみました。そしたら色々出てきたわけです。

引用:https://www.fujisan.co.jp/guidance/column-04/

魚料理の多い日本に帰った時のことを考えて、ペスクタリアンを選びました。そして、完璧なペスクタリアン、というよりも「ペスクタリアンな食事」を基盤とした食事をしよう、と心がけたわけです。

その後の調子

留学中、滞在していた寮の食事にはベジタリアンメニューがあったのでペスクタリアンの食事にすることは簡単でした。

痛かったはずの腎臓辺りや背中は痛くなくなって、とても気持ちも楽になりました。それに、野菜が中心になったことで消化に時間がかからなくなったのか、胃もたれをすることもなくなったし、朝起きた時の身体はとても軽く感じました。

これには個人差があると思います。
特に体重が変化したわけでもないし。でも、気持ちはとても楽になりました。

日本に帰国して自炊を再開してからも、ペスクタリアンは続けていて魚や豆腐など豆製品を中心とした食生活を続けています。

タンパク質不足

身体が軽くなった、といういいこともあるけれど、タンパク質不足という悪いことも体験しました。

タンパク質不足はその名の通り、タンパク質が不足している状態で、どのような症状があるかというと

・顔がむくんだり
・常に空腹を感じたり
・髪の毛が抜けやすかったり

があげられます。
これらには悩まされました。

まぁ、ナッツを頬張ったり、卵を頬張ったりしてなんとかしのぎました。

周りの反応

家族に伝えるのには少し勇気が要りました。でも、私の「腎臓辺りが痛い」という悲鳴は母にも伝えていたので、どうしてペスクタリアンの食事にするかというところはすんなり受け入れてもらえました。

ただ、お味噌汁飲めないねと言われたり、お肉の入ったお鍋が食べられないねと言われたり、、、ペスクタリアンが魚OKということへの理解やお肉を食べないだけでお肉の入っていてもお鍋は食べられるということへの理解には少し時間がかかりました。

ペスクタリアンな食事とは

ビーガンの中にも、食べ物だけ動物由来のものをカットしている人もいれば、着るもの使うものにも動物由来のものをカットしている人もいます。

同じベジタリアンでも、チーズや卵は食べるという人もいれば、乳製品だけ食べるという人もいます。

人それぞれ、自分なりの定義があります。

私の場合はペスクタリアンを基盤にした「ペスクタリアンな食事」。

お肉が入ったお鍋があるのならば、お肉を誰かに食べてもらったりして自分は極力食べないと、お店に入ってメニューを選ぶときは積極的にお肉が入っていないものを選んだり。

厳しくしてしまうと、管理が大変だし、友人と外に行くときのお店選びも大変だということを知ったので、今は特に基盤にしているだけということを強調して生活しています。


りーのすけ

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