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やさしいままで

4.19の夜

簡単にいろんなこと励まされちゃう今日の心模様、優勝な出来事はSpotifyから突然流れてきた女性シンガーのサザンオールスターズのカバー曲。もう私の中の少年少女はこういうんが沁みてしょうがなくて、押し殺してなんてなかったけども、端っこに放っておいてたことに気づく。私がここまで健やかに過ごせてるのは私のおじいちゃんが守護神になって見守ってくれてるからで、それと同じくらい私の中にいる無垢な少年少女も表向きの私を内側から支えてくれているのであった。

4.28の昼

急な雨に降られて
しまうこともあったな、けど
肩を寄せ合えたら
それはそれでいいもんで
なんでか 幸せだったな

いつだか大切な人が教えてくれたアーティスト、定期的に聴きたくなってリピート。聴けば、聴く前よりずっと、機嫌よく生きられる気がする。教えてくれてありがとう、気持ちのいい曲を生んでくれてありがとう。

4.28の夜、4.29の朝

どうにも、自分の気分の上がり下がりに振り回されてしまって、夜も朝もぽろぽろ泣いていた。月に一度のアレ、1人では抱えきれずam2:30にうどんを食べた。胃が温まったら、安心したのか目をつむって朝が来た。母に弱音を吐いたらまた涙が出た。できるだけ薬を飲まずに食事やら運動やら睡眠をコツコツやってみていたけれど、そろそろ薬を頼ることにした。言ってみれば、頼ってみれば気が楽になることもある。その場でどうにもできなくとも、全部自分でなんとかしなくてもいいらしい。なにかできるようになったら、やりたいことからちょっとずつなんとかできたらいいんだって。

5.1

なんて晴れてるんだ、晴れてる日の湘南新宿ラインは気持ちいい。浦和ら辺で、大きな川を渡る時に景色が開く瞬間、あ〜〜〜気持ちいい〜〜〜!ってなる。海無し県育ちだからか、川や海に漠然とした恐怖を感じてしまうけれど、キラキラの水面と、ちょうどこの季節の新緑の混ざる様子が好きだから、いつか水の近いところにも住んでみたい。

実家に帰る約2時間の道のりは、できるだけヘッドフォンを装着して臨む。車窓を眺めながら揺られて進む。社会人になってから時たまの贅沢でグリーン車も乗るようになったよ、窓際で、進行方向にちゃんと体が向いて進む席。大宮をすぎたあたりから高い建物がなくなるのは『秒速5cmメートル』で有名な話だけど、作品で触れてなかったこの道中の魅力はどんどん街と線路がフラットになっていくところ、街と同じ高さで電車が進んでいくのは、ガタンゴトンを体感できて好き。

今日は大宮で兄と合流する。春から大阪で新生活を始めた兄は、SNSを見る限り猫カフェとか豚カフェとか大阪らしい粉もんとか、新しい土地を全力で開拓して楽しんでいるようにみえる。社会人になりたての去年の今なんて、GW直前に高熱を出した。まだ濃厚接触者云々があったからPCRの結果が出るまで、熱を出す前日に会った取引先の人のGW初日を自宅警備員として過ごさせてしまった。懐かしい。
ストレス耐性とか新しい環境への適応力とか、どうやったら身につくんだろうと春が来る度に思う。ほんで合流してみたら、兄は大阪に住んでいるのにお土産は京ばあむを買ってた。

5.3

買い物に行ったり、父母兄、おばあちゃんや叔父叔母とご飯を食べたりした。りいちゃんみたいに楽しく働けてるならいいけど、辛かったり苦しかったりしたらすぐ帰ってくればいいからねって、叔母が兄に言ってた。帰る場所を守っていてくれるから、わたしの家族は優しいと思う。私と兄がどれだけ"大人"になっても、私たちの家族は家族なんだろう。

5.6

実家ウィーク最終日。母が、東京へ戻る私にお弁当を作ってくれた。家に帰ってご飯なかったら寂しいでしょって、そうですお母さん、帰省のために冷蔵庫は空っぽにしてきたんです。帰る度に両手いっぱい食べ物を持たせてくれる母は優しいし、たっぷり甘えさせてくれるからいつも助けられてる。自分にもし子どもができたら、こんなことできるんやろうかと思う。やさしくありたいと思っているけれど、あらねば、なんて思わずとも、すっと何かできる人になりたい。私にはまだ難しい。

gw中、父が毎朝わたしの車の運転の練習に付き合ってくれた。近所の資材屋さんの駐車場で、フォークリフトに乗って庭用の土を運ぶお兄さんに訝しげに見られながら、車庫入れの練習をした。

実家の隣の敷地にカモが2羽休んでいた。田植えの時期にやってくるらしい。

近所のスーパーでは、フードロス削減にご協力くださいって何でも安くなっていて、三又の大根やら消費期限当日のお肉やらが並んでいた。安くなったマスクにも、フードロスの表示があった。ツッコミを入れたくなるくらいのことがちょうどいい。

数日かけて、朗らかにニュートラルな自分へ変化できた気がする。抜いて、チャージして、リセットできた。今日はこれから大好きなお姉さんと集合して、アートバーで砂絵を描き、画伯となる。まだまだ自分の波にゆらゆら酔ってしまう日もあるけれど、気づいて、整えて、うまくやっていきたいものです。

いいお休み、いい時間!

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