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レモンイエローの指先は

明けない夜はないぜって言った人は、明けてほしい夜があったんだろうけど。明けた瞬間にそう思ったんじゃなくて、その時を振り返って明けたことに気づいてる、絶対。急に目がチカチカして目の前が見えないほど明るくなることなんてないんだよなって、もしそれがあるならそれは自分からみた光じゃなくて誰かが照らした光なんだろうなって。

明けない夜が明けたときって、きっと私は夜と朝のグラデーションが自然すぎて気づけない。だって明るい時は明るいことが当たり前で気づけないし、暗いにも濃淡がある。明るいところで見る、暗すぎな携帯の画面は暗すぎて本当に何も見えないし、逆もまた然り。

いいこともわるいことも、うまくいくこともいかないことも、ホップステップジャンプのどこかで飛んだり飛べなかったりもあるじゃない。まあぜんぶオールオッケー、だいじょぶだいじょぶ!って背中叩かれるだけでもうぜんぶだいじょぶになる気がする。

今年は大吉と末吉を引いた。いいのいいの、大切にしたい言葉だけ大切に持っていればいいの。

サクサクでふわふわな紅茶のスコーンが食べたい、ホールのシフォンケーキをフォークですくって食べたいと常々おもっているので、今一番欲しいものはオーブンレンジ。といいつつ、買ったらいつでも作れるから、作らない罪悪感に駆られる気がしてる。実家で作るくらいが丁度いいのかもしれないとおもってる。いいんですよ、全部手に入れなくても。願望のままでいい"願望"は、そのままでいいんですよきっと。あ〜〜〜欲しいな〜〜〜くらいで、ね。

今日は朝から洗い物と洗濯物とお部屋の片付けが溜まりに溜まってたのに、洗面所をピカピカにお掃除した。

今日は仲良しな上司に、可愛いって気に入ってたレモン色のネイルを「一平ちゃんの辛子マヨネーズの色?」って言われて、確かにそうかもってケラケラ笑った。

今日はお鍋を目的に選んだご飯屋さんのお鍋が秋冬しか提供してないおとり広告(なぜ食べログに鍋のコースが載ってるんだ!)で、お鍋を食べれずにシメサバとかスナップえんどうとか食べたけど、久しぶりに会った同期たちとの話が楽しくて気持ちよかった。

いまがね、人生の朝か昼か夜か(はたまたどの場面)なんて自分では全然わからない。毎日毎日、自分の感情の部屋があったら、色んな感情の鳥が飛んできて、気づけばいなくなる。日々の細かい出来事は覚えていたくても忘れてしまう。だからこうやってたまに残して、気持ちよかったことは気持ちよかったこととして、また思い出してケラケラしたいの。

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