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デザイン提案資料が出来上がるまでの流れ

デザイン提案資料をつくるときに何を考えて、何を重要視しているかをLIGブログで綴りました。

このnoteでは、もう少し手を動かす方に目を向けてお話していきたいと思います。実際にデザイン提案資料をつくるときに、何から始めているのかを書きませう。

手書き設計図

まずデザインを制作した後、B5の用紙に設計図を書いていきます。何をしたいかというと、提案資料の流れを組み立てつつ、頭の中を整理するためです。

どこで何を伝えるのかを簡単にメモしてます。僕はあまり手を動かしながら考えるのが得意ではないです。なので、考える部分だけ先にアウトプットしておいて、資料つくるときはただただ手を動かし、最後の確認でまた頭動かす流れです。

設計図で意識すること

ここで意識したいのは全体の流れですね。どこにクライマックスを持ってくるか、どの順番で説明すれば分かりやすいかを考えています。

だいたいの流れです。ビジュアルで見せる部分がクライアントにとっても分かりやすく、デザイナーとしても魅力を伝えやすいので、ここに感情の高まりを持ってくるようにします。
説明で終わってしまうと感情は下がっている状態になるので、最後にアニメーションの提案をしています。

見た目だけではなく、しっかりといろいろ考えていることを伝えてからデザインを見せた方が腹落ち感が違います。

クライアントの性格に合わせて先にデザインカンプを見せてインパクト勝負に出るのか、設計部分の話を先にするのかも考慮します。(前者は博打感強いのであまりやりませんが。。)

黙読と音読をしてみる

一通り作ってみたら通しで読む練習をしてみます。ここで日本語がおかしくないか、文章のリズムが悪くないか、論理が飛んでないか、などを確認します。

デザイナーは自分が作ったデザインのことはすべて分かってますが、他人にとっては分からないことが多いです。当然だと思っていることこそ危険な考えだと思って第三者目線で見れるようになりましょう。

あとは落ち着いて、提案を楽しみましょう

緊張は必要ですが、緊張しすぎはよくないです。僕はあがり症な上に赤面症で人前で話すことは苦手です。上手にこなそうと思うほど緊張してしまい自信が無いように見えるので、楽しむことにしました。

他のデザイナーのデザイン提案を見たことはないですが、クライアントをワクワクさせるには自分自身が楽しむのが一番かなと思っています。提案が苦手な方の助けになれば幸いです。

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