愛の物語 最終章

ある日突然奇跡は起きた

携帯電話が鳴った
着信画面に彼の名前

彼と別れ9年の月日が経っていた

ドキドキしながら電話に出た私に
彼は話しはじめた

もう永くはないかもしれないと

なんで、なんで、なんで、、

しばらく話した後会うことになった

嬉しさと悲しさと複雑な気持ち

9年も想い続け
夢にみた再会
飛び上がるほど嬉しいはずなのに

どうして、、

9年分年を重ねた私は
彼にどう映るだろう

がっかりされるのかな
少し不安を抱えながら彼を待つ

車でやって来た彼
助手席に乗り込むと
無言で私の手を包んだ

やっぱり私は彼が好きだ


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