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(靴購入録)ぜんぶ自分で選びたい。

ごあいさつ

どうもこんばんは! 邪念(36)です🍀
オフィスではわりときちんとしているものの、私服が引くほどダサい(そして年々ダサくなっている)問題を解決するため、日夜noteのファッションカテゴリを徘徊する初老の妖怪です。

carminaでオーダー靴を買った

carminaはスペインの革靴ブランドで、グッドイヤーウェルト製法で作られているためソールがだめになっても修理して長く履ける本格の靴メーカー。
ロゴもおしりみたいで可愛い🍑

既製靴も豊富ですが、既製靴とほぼ同じ値段で自分であれこれほぼ1から無限大カスタムが楽しめることも魅力。
カスタムがお得な期間だと、既製靴より数%安い時すらあってもはやバグ。
レディースラインの豊富さも魅力です。

フルオーダーで4-8万円くらい

靴のデザインによってヒール有りのものと無しのものとあり。そこだけ自由度はない(ヒール欲しいならヒール対応のデザイン•木型から選ぶしかない)けどあとはほぼ全ての項目がカスタム可能。しかも専用のシューキーパーがデフォで付属してくる。

私はdragというローファー用の型で、ルスティカーフいうややきめが細かめのシボ革でゴムソール、正面のタッセルを革の細いリボンモチーフに変えたものを発注。6万弱。

はずかしいのでHPの似たやつを貼るよ
力強くチャリをこげるゴムソール

ゴムソールは、靴底が沈み込みにくくなるし、路面が濡れていても歩きやすい。私は好きです。

試着について

carmina、そもそもどこで知ったのかというと、革靴のお手入れを調べていてみつけた『革靴ジャーナル』さんというブログ。そこのブロ主さんが、レディースではcarminaが推し!と紹介されていたのです。

何社か比較して、確かにcarminaがいちばんカスタム自由度や選べる種類が多い感じがしたんですよね。

そして、、、これは秘密のライフハックなのですが、木型に限りはあるものの、自宅で試着が……できる。(おそらくcarminaの試着は購入前提かと思います。HPとかに詳しく書いてないもんな)

参考にした記事。
私は買いたい木型や素材、色などかなりイメージできててあとはサイズ感だけって感じだったので試着サービスを利用しました。
日本サイズはおおむね24.5でスニーカーは25とかなのですが、A-Bくらいのワイズなので、ちょうどいいのはUK4.5(約23.5)サイズでした。👞

ユニクロのシューカバーと合わせて、ズボンのときはノーストッキングで出勤してる☺️最高☺️

私の靴の仕様

自分基準で一番なんにでも合わせやすいはず!とこだわった仕様で、↓の感じ。

・黒
・単色
・季節とオケージョンを問わない素材感
 (艶すぎずカジュアルすぎずの細シボ牛革)
・ほんのちょっとデザイン
・マニッシュすぎず、可愛すぎない
・ビジネスOKだけどリラックス感もあり
・靴下も似合いそう
・金具はなし
・ゴム底で滑らない+黒やし小雨ギリOK+カツカツいわない

スムースレザーも素敵ですが、カジュアルダウンのためと、小傷が目立たなさそうというのもありキメの細かいシボ革に。黒は靴クリームにも悩まないし汚れ目立たないしメンテが楽。

ちなみに私が出かける場所はこんな感じ。
・オフィス(内勤)(週5)
・スーパー•ドラスト(週2)
・公民館•図書館(週1)
・車で食事へ(すし/焼肉/海/山等)(月1)
・美容院(年6-7)
・飲み会(年5-10)
・市街中心部でショッピング(年3-4)
・国内旅行(主に海辺or温泉地)(年2)
おもに、このとおりなので、華やかな場所にいる率よりも、彩度と輝度の低い場所にいる率のほうが高い。また、あまり歩かない。

『革靴に関する課題』の結果

年始に、いい靴を買うために自分に宿題を課していました。
この記事で挑戦してた「課題のローファー」は、3ヶ月しか履かなかった。それでも革靴の手入れの楽しさと良い靴の佇まいの吸引力を教えてくれた。十分履きこなす前に手放しちゃったし、上半期予算も結果達成できてないけど、靴は買おうと期の途中で決めた。靴が装いを格上げしてくれると確信したからだ。

左が先代(中古トッズ)。右が今回のお靴

まとめ

まだ数回しか履いてないのですが、さすがカーフ(子牛の革)、なじみが早いです。
1kmくらいは余裕で歩けますが、もちょっと慣れてきたらも少し歩く日にも挑戦してみたいです。

とくに演歌とか鎮魂とかないのですが、靴は自己評価、自己理解でしたね〜。
これは何とも合わせられる、心のよりどころになる頼れる一足と思っているけど、私らしいかといったら、もちょっとなんかあるような気もする。

今回私は『一見きちんとしていて真面目だけど、よく見たらリラクシー。すべて自分で決めるこだわりの強さ』な靴を選んでいます。

昔から、なにもままならない頃からぜんぶ自分でしたがる子供だった。いまだに、どんなリスクがあろうと自分の感情を信じて生きていきたいタイプ。
服飾予算はあまり多くないけど、靴にはそれなりにお金をかけたのは、自我を大事にしているからだと思う。それは私の、いいところでもあり悪いところでもある。

いらないかもしれないけどと思ってつけたおりぼんが、じつは一番の意思なのかもしれません。りぼんモチーフは絆•約束•縁の象徴だとか。今のわたしに、欠けている要素だと思います。

そう思うといじらしいな…などと思いつつ。
初めて買った高価な靴。その紹介でした。

(邪念 2201文字)

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