考えさせられる日々②
〜目に見えないもの〜
コロナの影響を受け、見えないものの強さを日々感じる。
感染症病棟(コロナ)で働く友人がいる。実家暮らしの彼女は、帰宅するとすぐお風呂に入り2階の自室に籠るのだそうだ。歯磨きなどで1階に降りると家族からは煙たがられ、部屋から出ないようにとTVを部屋に導入してもらったそうだが、リモコンにはサランラップが巻かれていたそうだ。
職場では自分がコロナにならないよう、心身ともに休まる空間がなく、自宅に帰っても家族からそのような待遇を受け離れて過ごし、休まる場所がなく精神的疲弊が強いという。
私は彼女のために祈ることしかできない。でも、祈ることができる。オンラインを通し話し、祈ってるね、と伝える。彼女はオンラインの最後、こうやって久々に誰かと話せて楽になったと話してくれた。
見えないものに怯える。逆に見えるものがどれだけ儚いものか。見えるものではなく見えないものを信じ、祈っていかなくてはならないと感じた。
わたしたちは見えるものにではなく、見えないものに目を注ぎます。見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。
コリントⅡ 4章18節
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