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vol.1_5中学生時代③(教育を体感)

石井先生のすごさ
石井先生から教わったものは、勉強の中身ももちろんあるが、なんといっても勉強の「楽しさ」だと思う。
具体的にしてくれたことと言ったら、勉強方法を知らない自分に対して

暗記の仕方・ノートの取り方・授業の聞き方・予定の立て方など how to を授けてくれた印象が強い。それにより勉強がスムーズにできるようになってきたことを体感し、「楽しさ」につながったのだと思う。

教えてくれたのは how to だけではない。
ちょうど学校で勉強していた範囲の助動詞の「can」を教えてくれた。

1年生の2学期から3単元の「does」に相当苦労していた川口にパズルのように文法を教えてくれた。今思えば、「can」は動詞の原形が後ろに来るだけなので、その肯定文・疑問文・否定文の書き換えをたくさんやって形にすることができたのだと思う。それが他の文法事項に派生した際にも、転用できることがその時には理解できるようになっていた。

私は幼少期から英会話を習っていた。今でも思い出したように智子が英会話に費やしたお金返してと言ってくるくらい一切英会話することもできずの状態だった。しかし小5で英検5級・小6で英検4級を取っていたことを知った石井先生はそこに目をつけてくれた。
英検4級を持っていたとしても学校のテストでは60点前後をさまよう状況。今では4技能という言葉が浸透しているが
英会話で習った listening(聞く)・speaking(話す)は
学校で習う reading(読む)・writing(書く)に順応していなかったのだ。

そんな石井先生は中学2年生の6月にある英検3級を受験しようと私に提案をしてきてくれた。英検3級といえば中学3年生終了程度の学力が備わっていなければならないもの。目を丸くしている川口に躊躇なく、来月から中3で英検3級対策の授業があるから入りなよと言ってきた。

全然英語もとんちんかんで、さらには飛び級して授業に入れとは何事かと思った。先輩たちに睨まれつつも、その授業で中学3年生の中で、なぜ自分がここに入れているのか、アピールしなければという想いがすごく強かった。

石井先生の顔にも泥を塗れないし、先輩たちの前で飛び級したすごさを見せてやりたいという想いで、とにかく空いている自分の時間の全てを英語にあてた。

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