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昏倒にも似たような眠気が私を襲っている

昏倒にも似たような眠気が私を襲っている

それほど興味のない痛みと涙が、私の方から止め処なく流れて

そこまで意味のない溢れる雨と欲望が、
世界の方から容赦なく注がれる

私が私色である限り、意味はないのよそんな事

私が私に否定される度、意味になるのよ綺麗事

昨日の土砂降りに気づいた朝は
嘘のように寛大で優しくて

包み込んで、嘲笑うかのようにずぶ濡れよ
頬を濡らして、愛を囁くように纏わりつく

早く寝なきゃこんな日は
私の中の私がいる内に
早く閉じなきゃ全ての目を
見るもの全てに諦めを貼り付けないように

眠りに着くまでの5秒間
私が旅立つまでの1分間
少しだけ浮かれた1時間
失意の終わりだった1日
私が私であるための1生

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