ろく

はじめまして。内容に関わらず走り書きしたものをメモ代わりに投稿したいと思います。読むこ…

ろく

はじめまして。内容に関わらず走り書きしたものをメモ代わりに投稿したいと思います。読むことが好きなので色々な方の投稿楽しみにしてます。よろしくお願いします。

マガジン

  • 昼想夜夢

    数増えて分からなくなってきたのでまとめです こちらは恋愛物です

最近の記事

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ご参考までに【6/14追記】

主に毎日の通勤時間でこちらに来ています。 様々な方の所へお邪魔すると思います。 楽しみにしています。 自分の投稿は、以前より溜まっていた物を メモ代わりに順次行います。 半分くらいは通勤中に書きます。 たまに見てもらって楽しんでもらえれば 嬉しいです。 あと、みんなのフォトギャラリー大好きです。 自分の投稿に合わせる写真を選ぶのがとても楽しみです。どうもありがとう。 6/14追記 季節は駆け足で進むもので、既に夏の気配がして参りました。夏は好きです。熱中症一歩手前のボーッ

    • ようやく登った青い月が

      おはようなのか、こんばんは 久しぶりか、初めましてか あなたを随分と待ち侘びて過ごした毎日です。 あなたにとっては道端の石ころでしょうけど。 ある日は鍵盤を叩いて誘ってみたり、とある日は鼻歌で誘い出そうとしてみたり。 あなたは本当に顔を出さない恥ずかしがり屋。 こんな闇夜を隅の隅まで明るく照らすあなたは 夜の世界の日影者。 それでも私はあなたを待っていた。 今宵テラスでお会いしたばかりの私たちではございますが、幾ばくかの安らぎと安堵を持って最後の言葉と致してくだされ下郎の方

      • ice cream quartetto

        溶けて無くなるその前に 焦る気持ちもそのままに まるでグラスの乾杯のように 水と氷の間に 夏のまにまに 桜の嵐を駆け抜けて 紫陽花の森を抜けて 向日葵の丘に座って パキリ気持ちの良い音が鳴り シャキリ爽やかな音がなり ニコリ互いに意図しあう そんなこんな ただ食べに行くだけの 2時間です

        • 音のない夏

          蝉が鳴く暑い暑い夏の午後 時折混じるサイレンの音に耳を澄まして ただその場に立っている 佇んでいる 音が飽和して何も聞こえない何しか聞こえない 耳を塞いでも何も囀らない心音さえ聞こえない ふと世界から音が消え 暑さだけが残る感覚に そっと目を開け口を開けた 蝉も鳴かない暑い暑い夏の夕方 覆い被さる様に手を拡げた入道雲が 焼けた湿度と暗闇を連れてきて 孤独と熱気を流そうと 逃げもしない私を押しつぶす ああ、私は空が飛びたい

        • 固定された記事

        ご参考までに【6/14追記】

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        • 昼想夜夢
          32本

        記事

          born the wild

          草むらに潜み耳を澄ませて 微かな香りと揺らぎを頼りに 私はあなたに忍び寄る 喰らい尽くす程の劣情と 自分とは程遠い激情を 愛に反して相反して 死ぬほど生き抜いて 生きるほど辛くなって 辛くなるほど求めて 求めるほどいなくなる 無我夢中で走り抜けた あの夜夢にまでみた草原の 若葉を踏み締めた匂いと共に 風にそよぐ前髪の揺らぎを共に 私は今 1匹の野生になっている

          born the wild

          図書館の理不尽

          あのさ、突拍子もないけどさ、理不尽て言葉はどうやって出来たんだろね。理を尽くさずってことなら、なんか反逆精神強めだよね。 また訳のわからない事をあいつは言っている。そんなに知りたければ、ここは図書館なんだから調べてみればいいと心底思う。 別にいいじゃない。 道理が通らないと一緒でしょ。曲がるなよ曲げるなよって押したいだけでしょ。 私も大概意味不明な意見を返す。興味がないように。それ以上踏み込みませんよという意思表示の様に。 なるほど。君にとっては、道理や理は真っ直ぐが

          図書館の理不尽

          間際に少しお話を

          聞いていただけますか? これまでの事。これからの事。 私は少しだけ歯車を違う事になってしまって、 このようになりましたが、特に何の不満もありません。 一つだけ虚しいと言えば、 やはり彼らの事でしょう。 何も与えられなかった様に思えてしまいます。 この先も、大きな壁を乗り越えなければならなくしてしまいました。 彼らにとっての私は、 重荷だったのかもしれません。 しかし、 それでも私は辞める事が出来なかった。 止めるべきではないと知っていた。 善悪など、くだらない物です。

          間際に少しお話を

          簪に星

          まず初めに私がいなくなったとして、 幾つもの星が巡り巡っても追いつけなかった遠い場所に居たとして、 あなたの事を思い続けている。 いつもいつも。 次にあなたがあなたでは亡くなったとして、 髪の毛の1本までが別の何かになったとして、 私はあなたを覚え続けている。 ずっとずっと。 最後に2人が出会わなかったとして、 街中でもすれ違わない星の下だったとして、 何かを忘れていると思わない日はない。 これからもこの先も。 最後に最初の心のうちを吐き出して 最初で最後の告白を呟いて

          簪に星

          rainy day

          雨っていつまで降るんだろうね そりゃ止むまで降るでしょ 空が明るくなるまでは降る 雨の日ってさ、涼しいのはいいけど机までベタついて、終いには結露するから嫌だよね それはよだれか寝息だろうよ 失敬な こういう自習とかの緩い時間しかしません なんなら私の素敵な二の腕がチラ見できて、あなたは万々歳でしょ? 残念ながらそこまで拗らせてない むしろその引っかかってる下の方を 気にした方がいいんじゃないかって、だいぶ前から思ってる。 変態くそ野郎 お金請求するからね 言っとく

          rainy day

          昏倒にも似たような眠気が私を襲っている

          昏倒にも似たような眠気が私を襲っている それほど興味のない痛みと涙が、私の方から止め処なく流れて そこまで意味のない溢れる雨と欲望が、 世界の方から容赦なく注がれる 私が私色である限り、意味はないのよそんな事 私が私に否定される度、意味になるのよ綺麗事 昨日の土砂降りに気づいた朝は 嘘のように寛大で優しくて 包み込んで、嘲笑うかのようにずぶ濡れよ 頬を濡らして、愛を囁くように纏わりつく 早く寝なきゃこんな日は 私の中の私がいる内に 早く閉じなきゃ全ての目を 見る

          昏倒にも似たような眠気が私を襲っている

          背中で思いを語るなよ

          健やかに過ごしたい。 毎日が奇想天外でなくてもいいから、 朗らかな笑いが沢山ある私でいたい。 晴れやかに空を見上げたい。 何かに躓いたとしても、下ばかり見がちでも、 前を向いて、向きすぎて上を見上げて、 突き抜ける青空を見て笑みを浮かべたい。 穏やかに雨を見つめたい。 早朝から降る雨と共に起きて、 何にも急かされず今日は雨と過ごすと決めて、 風と飛沫に揺られながら飽きるまでずっと、 あなたの晴れ姿と楽しげな足音に浸りたい。 密かに静かに落ち込みたい 私の心を写したように

          背中で思いを語るなよ

          初夏の候、ボックス席にて

          車窓から見える地平線はずっとずっと、 僕らを追いかけまわしてついてくる。 窓を開けて頬杖をついた彼女はそれを、 ただひたすらに追い続けている。 旅の正解や終着点は見えなくて、 本当のところは、 旅の終わり方や結論は少しばかり見えている。 彼女が辿ってきたレールが、 どんなに曲がりくねった道だったのか、 どれだけ急停車を繰り返し立ち止まったのか。 僕にはわからず想像もできない。 僕には、 ほんの小さなカケラも理解はできない。 それでもこうして、肌に触れ機微に触れ心に触れ

          初夏の候、ボックス席にて

          bon voyage

          私にとっての貴方はどんなのだろう 貴方にとっての私はどうなのだろう 掛け替えのない物と言われても、掛け違えただけのコートみたいなモノなのかも。 色の違うボタンを付けてみたり、柄の違う靴下を踏んでみたり、ちぐはぐな私と貴方。 最初からボタンを引きちぎったり、最初から裸足で歩く、野晒しの貴方と私。 どちらか正解でどちらが正しいかなんて、とてもじゃないけど決められない。 少なくとも不釣り合いで歪な2人。 それでも重なって倒れて1つになって、離れて手を伸ばして引き寄せて。それ

          bon voyage

          唐突にファンタジー

          暖簾に腕押し、猫に小判、私に饅頭 さあ、私は何が言いたいのでしょう? んー、 お前は何を言っても聞かない馬鹿野郎だ? ご名答! よくわかってるじゃない、またコレクションみたいに傷跡ばっかり増やしてダサいわね。 全部避けるくらいの気概はないの? そこまで言われたらヘコむんだけど。てか毎度毎度良い頃合いで登場するけど、どこかで監視でもしてるわけ? 馬鹿言わないで馬鹿。あんたがやらかす度に私に報告がくるのよ。やるなら人に迷惑かけないで欲しいわ。 そりゃすまんかった。お客さ

          唐突にファンタジー

          それは全て雨のせい

          強く騒がしく屋根を打つ雨も、優しく柔らかく頬を濡らす雨も私は大好き。 朝方寝ぼけ眼に降る雨も、夕方怒ったように突然降る雨も私は大好き。 少しだけ不機嫌なあの人も、いつもより憂鬱なあの人も雨の日だけのせいじゃない。 たまには泣きそうなあの子も、いつもとは違う笑顔のあの子も雨に濡れたからだけじゃない。 ただ雨の日に理由をつけたいだけ。 ただ雨に押しつけたいだけ。 それでも何も言わずに降ってくれる雨は、 きっとどこまでも優しくて、 ずっと何も言わず抱きしめてくれるだけ。 そ

          それは全て雨のせい

          『Pillow talk diary』湿気ってる彼に求める水分

          夜中ずっと振り続けた雨がさ、明るくなると一緒にあがっていって、ひんやり冷めた空気感とじりつくぞって意気込みの暑さが緩い雰囲気をつくるんだよね。 それって湿気で気持ち悪いって話? まともに考えたら不快以外の何物でもないと思うけどね。 特に通勤通学とか考えたらさ。 ナンセンスだよ少年。 ほんのスパイスで世界は彩られるのに、そんな事言ったら灰色じゃないか。 昨晩の絵具はいっぱいあっただろう?例えば寝る前のベランダ雨の音だとか、雰囲気を微妙にした彼からのメールとか。仲直りなのか罪

          『Pillow talk diary』湿気ってる彼に求める水分