見出し画像

相手のいいところを20個書くゲーム

 突然ですが、人のいいところを見つけるのが楽しいです。

 以前に会社の同僚に誘われセミナーに参加した際に、「相手のいいところを20個書く」というゲームをしたことがあります。見た目のことでも中身のことでも、とにかく長くない制限時間内に20個書ききる、というもの。相手はその日そのセミナーで隣に座っている人(ほぼ初対面)です。ここでわたしは時間をそれほど使わず相手のいいところを20個書けたのですが、それは「結構すごいことだよ」と講師の方曰く。

 そのときは相手の方にも喜んでもらえ、それが嬉しくて、それ以降、友達や彼氏の誕生日プレゼントに添えたり、なんでもない時にもその場で思いつきでさらさらっと書いて渡したりしているのですが、これが意外にもとっても喜ばれます。(写メ撮ったりされてこちらも照れたり・・・笑)

 「人のいいところの方を見てるよね」「人の話をいいふうに受け止めてくれるよね」と友人や同僚から言われることがあり、わたしには特に合っていたのだと思うのですが、楽しいのであなたにもやってみてほしいなって思うのです。

 でも20個も書くのしんどいんじゃないかと思われる方のために、書き方といいますか、わたしなりのこうやって書くとあまり迷わないやり方があるので紹介だけさせてください。

 まずは、外見から褒めたいです。(わかりやすく、こちらもそれほど照れずに書けるので)

 「可愛い」などとざっくり書かずに、「髪の色がおしゃれ」とか「目がキラキラしている」とか自分がグッとくるポイントを細かく書きます。「頬骨が好き」とかフェチなの?と思われるようなことも本音ベースで書きますし、「おっぱいが大きくて羨ましい」とか同性間でもセクハラになる恐れがありますが本気で褒めたいので書きます(笑)

 続いて、内面のこと。<内面が滲み出たであろう動作>をまずは褒めたいです。

 「聞き取りやすい声でゆっくり話してくれるところ」「物を丁寧に扱うところ」「大きく相槌を打って話を聞いてくれるところ」といった感じです。(例えば3つ目のことを「人の話を聞くのが好きなところ」と書くとちょっと決めつけっぽい気がして気がひけるので、その人が普段しているな〜という動作をそのまま書くようにしています)

 仲のいい相手ならば、「誠実なところ」とか「努力家なところ」とか「優しいところ」といったテンプレートっぽい褒め言葉を使ってもきちんと届く気がするので、そういうことも織り交ぜます。

 なるべく、「相手が自分にしてくれること」をいいところとして書くのではなく、全体的なその人の生き方とか、全般に人と接する時の態度のことを書いて渡すと、その人の自信に繋がりやすくて喜ばれるのかなと感じています。

 一度、友達宛てに書いたとき、じっくり時間とお金をかけて選んだバースデープレゼント自体よりも、添え状としてそれほど時間もかけずにサラッと書いた「○○ちゃんのいいところ20」の方を断然喜んでくれて驚きました(笑)渡した日以降も、何気ない会話の中でその子のことを「そういうとこいいよね」など褒めると、「それ手紙にも書いてくれてたよね」なんて返ってくるので、もしや何度も読み返してくれてるのかな?と想像しています。

 仲がより深まれば、書くこともより具体的になったり細かくなったりして面白いと思うので、付き合いの長い友達や恋人、夫婦関係では、1年に1回渡して昨年分と比べたり、数年分の推移を分析したりするのも楽しそうです。

 いつか自分にも旦那さんができたらやってみたいことの一つです。(面倒くさいとか言って付き合ってくれない可能性あるのかしら)

 別れの危機にあった恋人同士がお互いに書いて送りあったら、好きな気持ちが思い出されて関係がそれ以前より良くなった、なんてエピソードも聞きました。

 頑張って大作を書かなくても、本当に思ってることを素直にさらさらっと、小さいことでいいので書いて見せたら、相手にとって嬉しい、自分も喜ぶ姿を見て嬉しい、と言う幸せの連鎖が生まれます。

 まずはそのあたりにある紙とペンを手に取り、ひとりの顔を頭に思い浮かべてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました! あなたのスキやフォローに勇気をもらって毎日いろんな気持ちを素直に書くことができています。