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天王星 | 惑星対応の石

今日も脱線していろんな話になりそうだなと思いながら書き始めております。ここ数日、張り詰めていた緊張がプツンと切れましてね、11月から今月の頭の池袋ミネラルショーまでの間、気を貼っていたんだなと思いました。

海王星が順行になったのが今月6日、その次の日からミネラルショーで買い付けでしたけれども、この期間、石の入れ替わりと共に内的な気分のようなものも揺れが激しかった。

今週月曜日に夢を見ましてね、(また夢の話ですみません)旅先の宿で、明日は遊覧船で近くの島を回りたいという相方にうんざりしていると、風がゴーゴー鳴り出して、宿の窓を開けて夜空を眺めたんですね、そしたら太陽系天体が列を成して順番に目の前を通って行って、最後に地球を写した二つの天体が見えたのです。月が太陽の光を反射するように地球の青い模様を映していた天体。それらが何の天体かは起きた時には思い出せなかったのですが、私は夢の中で相方に、ほら、ああやって地球を映しているんだよと喋っていました。相方は娘に変わっていました。

それから4日後の木曜日、午後になって急にソワソワしてきて、自分のサイトの惑星ページの惑星対応の石の写真を見たり、自分の天体マップを見たり、現在の天体マップを見たり、シュタイナーの本「星と人間」をパラパラしたりして何かを探していた私。自分のオイリュトミーのノートを見て、あ、そうか、となりました。
夢で地球を映していた二つの星は内惑星の水星と金星だ、と。

地球と太陽の間にある天体、内惑星と呼ばれる天体は3つ。水星と金星と月。シュタイナーは水星を「アストラル的なものを人間の律動的活動に仲介する天体」と言っていて、金星を「人間のエーテル体の中で活動する天体」と言っています。(「星と人間」ルドルフ・シュタイナー:西川隆範訳 )
月と同じように満ち欠けする天体ですけれども、最近とても気になるのです。

と、同時にですね、最近よくよく考えることがありましてね、それは性別についてなのですが、娘が思春期で身体が変化しているということと、自分自身、性別がめんどくさいということと、ごちゃごちゃしていた思考が、水星と金星、それから月、これらの天体と天王星の繋がりについて深掘りしていく中で、少しすっきりしてきたのです。

女の肉体を持って生まれてきたことは面白いなと実感しているのですが、「そもそも思考」が働く。そもそも、なんで男女がある?と。この疑問は生物学的な疑問ではないですね。もうずっと、この手の哲学的内容だったり、神秘学だったりを読みあさっています。

男性と一緒にいる方が楽なのに、恋愛感情があるんじゃないかと勘違いされたり、女性からの嫉妬、男性からの嫉妬、どちらもめんどくさく、ああ、性別って嫌、と今年の年末特に思いました。

思い返してみたら、結構めんどくさいモードに入っていた時期がティーンくらいの頃からあって、自分は同性と付き合った方がいいんじゃないかと思って男性的な見た目を作ってみたり、いやいややっぱり私は女性なんだと思って、女性らしさを探るために無理やり格好から変えてみたり、ということを、まあ、外側の形から固めて気分を探るみたいなことをしていました。でも男性になろうとしても体も心も女性であることが浮き彫りになったり、かと言って女性らしさを探ろうと試みると男性的な方向に反転したくなる衝動を感じたり、自分の中にある女性的な質、それから男性的な質、この二つが以前はまるで違う質だと感じていました。それが最近あまり差を感じなくなっている、ということにも気づきましてね、最近のモヤモヤは女性として見られた時に起こる違和感だったんだなと気づきました。人間としてみてほしいんだな、と。

一般的には火星が男性性、金星が女性性と言われていますし、以前にもお伝えしてきたのですが、そもそも女性って何、男性って何、となります、私。象徴されるものはたくさん挙げられますが、男性的、女性的って時代の風潮によっても文化によっても全然変わるし、曖昧なものだなって思ってしまいます。でも曖昧なのが悪いわけでもないような気もしていて、白黒つけようとすること自体もともと無理で、性は変化するものなのだとしたら、どうだろうか?と思ってみたり。私は固めようとしたから、掴もうとしたから反作用が起きていたのではないだろうか、と思いました。

天体どうしは重なったり離れたり常にダンスを踊っていて、それによって私たちはある部分が浮き彫りになったり、混ざってわからなくなったり、を繰り返していると思うのですが、今回の夢は水星と金星に意識を、と言われたような気がしていて、いわゆる水星の解釈でもなく、いわゆる金星の解釈でもなく、別の視点で、と後押しされたような気がしています。

で、天王星なんです。天王星は極と極をミックスさせる天体。男女を越えていく意識もこの天体にフォーカスしてみたらどうだろうかと。その時にですね、この天体単独でみるのではなく、内惑星、水星、金星、月を念頭に入れたい気がするんです。特に水星はキーな気がしていて、水星はセクシャリティと関わるとシュタイナーは言っているのですが、性欲を刺激する水星からの経路を変容させて、全く別の回路と繋がる。繋げるではなく自ずと繋がる、みたいなことをぼんやり考えています。そうすることで、性の本来の役割、目的、みたいなことが新たに浮かび上がってこないかな、と。

丁度、メロディさんが天王星対応の石をメタモルフォーシスに位置付けしていて、メタモは変容の意味を持つ石で、なるほどと思ったり、今年はオブシディアンが結構集まってきていて、今年最後の仕入れではエレクトリックブルーオブシディアンを迎えたり、天王星の勢いがやってきた当店。ご縁だなと思っております。

今年2023年8月29日に天王星は逆行を開始、11月に太陽中心でみた時に天王星と地球が合となった時があり、この日を境に天王星は新しい流れ。逆行が終わるのが来年2024年1月23日。

形作るためには一旦壊さないといけない、というのが天王星のキャッチコピーのように感じているのですが、壊す時のイメージが曖昧だった私。研磨と似ているような気がしています。摩擦。

極と極が練り合わされていって、全く見えなかったものが放射される。

天王星、他の天体とのつながりも含めて今後も探っていきたいなと思っております。

天王星 | 惑星対応の鉱物

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